P20 原田市長の続散歩道 コロナ禍で感じたこと  新型コロナウイルスの感染症拡大も、第2波、第3波への備えは必要なものの、今は一息つける感じがする。  今年の2月から今日まで随分不本意な生活を強いられたコロナ禍で2つのことを感じた。東京一極集中の危険性とICT推進の必要性だ。  今から30年前、人口や権限の分散を図り、日本の健全な発展を図るため、首都機能移転議論があり、国会や中央官庁の地方移転が国会で議決された。  静岡県も移転候補地の1つに入っており、当時県の職員だった私も、ヘリコプターで県内の候補地を見て回ったことを覚えている。  その後、文化庁の京都移転以外は、様々な要因で実行されず、東京へ全てのことが加速度的に集中し、今では、全国の人口は減っても東京の人口は増え続ける異様な状況になっている。  今回のコロナ禍で都内に患者数が多かったこともあり、政治、経済の中枢部の活動が制限を受け、地方においても東京都との交流が閉ざされたことにより機能がマヒし、外国からも日本全体が東京のような状況にあると誤解された。  今後、地震などの大規模自然災害との複合を考えると、東京から地方への機能分担は早急に取り組む必要がある。  全員が集まって顔を合わせて仕事をする形から、感染防止のため、離れた場所でインターネットを使って仕事をする姿が多く見られた。市役所でも、この「テレワーク」が取り入れられた。  学校の休校中は、全員ではなかったが、タブレットによる自宅学習が行われた。なお、来年の1月には、小・中学生全員に一人1台のパソコンがそろうことになっている。  今回のコロナ禍が契機となって、ICTを活用すれば、自宅でも能力を十分発揮した仕事ができ、生徒一人ひとりの進み具合に合った教育ができることを知った。(6月15日) 街の写真館 「街の写真館」では、地域やサークルの行事、お気に入りの1枚、お子さんの写真などをお待ちしています。 住所・氏名(ふりがな)・電話番号・タイトル・コメント(80字程度)・写真を郵送またはEメールでお送りください。 〒437-8666 袋井市役所企画政策課 シティプロモーション室 メール kikaku@city.fukuroi.shizuoka.jp @初節句 金太郎の衣装を着てにっこり! これからも元気にスクスク育ってね。パパもママも成長を楽しみにしてるよ。 寺田将真くん A3年生と1年生になりました! 姉はより元気に、妹はちょっと緊張しながら、二人の通学が始まりました。 荒井日菜子ちゃん(左)・早栄子ちゃん(右) B京都仙洞御所および皇居・赤坂御用地勤労奉仕参加者募集 京都仙洞御所(11月)と皇居(令和3年4月)での奉仕作業を計画しています。 問 県新嘗奉賛会事務局 寺田 TEL44-1607 ◎市民の動き(令和2年6月1日現在)  人口…88,296人(前月比−53人)  世帯…35,176世帯(前月比−38世帯)