P18 もしもの時に備える!防災一口メモ 問 危機管理課災害対策係 TEL86-3701 避難所生活や車中泊では、エコノミークラス症候群に注意  狭い場所で座り続けるなど、長時間同じ姿勢でいると、血行不良により脚の静脈内に血栓(血が固まったもの)ができ、様々な症状を引き起こすことがあります。  例えば、血栓が血流に乗って肺の静脈に詰まることで発症する肺血栓では、呼吸困難や胸痛、冷や汗、動悸などの症状が起きるほか、場合によっては、意識消失や心肺停止など、命に関わることがあります。  平成16年の新潟県中越地震や平成23年の東北地方太平洋沖地震、平成28年の熊本地震では、車中泊などで避難していた方がこの疾患で命を落とす「災害関連死」が問題となりました。 状況により、誰にでもリスク  この疾患の怖いところは、年齢や普段の運動量などとは関係なく、状況により誰にでも起きる可能性があることです。  過去には、健康な20代のサッカー選手が、飛行機での移動後に、この疾患を発症した事例もありました。 予防のためにできること  災害発生により、避難所や車中などで生活しなければならなくなった時には、次のことを実践して予防しましょう。 1 時々、軽い体操やストレッチ運動を行う 2 こまめに、十分な量の水分を取る 3 アルコールを控える。できれば禁煙する 4 ゆったりとした服装を。ベルトはきつく締めない 5 かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎを揉んだりする 6 眠るときは足を上げる 袋井市オリジナルの介護予防体操「ふくろい元気アップ運動プログラム」 ストレッチ運動として効果的です。ぜひ、お試しください。 ふくろい 懐かしの風景 vol.1 問 生涯学習課 文化財係 TEL23-9264 大衆酒場「しおのや」(袋井駅前)  かつて駅前広場には、静岡鉄道秋葉線の駅舎がバスの待合室として残されていて、それを囲むように古くからの商店が建ち並んでいました。  夕方になると、その中の1軒に、「しおのや」という小さな看板が立ちました。これは、塩谷酒店の一角にあった小さな大衆酒場のもので、店内からはいつも、お客さんの楽しそうな声が聞こえていました。  ここは、地元袋井の人はもちろん、袋井駅で秋葉線バスに乗り換えて森町・山梨方面に帰宅するサラリーマンたちの、ひとときの憩いの場でもありました。  昭和40年頃の袋井駅前のなつかしい風景です。