P06 放置すれば悩みの種。上手に管理すれば貴重な財産。 袋井市の空き家対策事業、続々スタート  空き家の発生防止や利活用促進など、様々な空き家対策に取り組んでいる「ふくろいすまいの相談センター」では、空き家の適正管理に向けて、市内4つの障がい者就労支援事業所やシルバー人材センターと連携し、10月6日から「空き家等見守り管理事業」を開始しました。また、12月からは市内外の事業者と協力し、空き家の流通・利活用や解体による跡地利用の取組にも着手し、空き家対策を加速させます。 問 ふくろいすまいの相談センター TEL44-3321 空き家等見守り管理事業  空き家の所有者からの依頼に基づき、障がい者就労支援事業所やシルバー人材センターが、空き家の除草作業や草木の剪定などを実施。また、空き家の「外観見回り調査」では、所有者や市に現況写真や報告書を提出することで、継続的な空き家管理の促進につなげます。  遠方に居住しているなど、主に日頃から空き家の状況把握ができない所有者向けの有料サービスです。 ■利用料金の例(作業者1人工あたり・税込) 作業内容 シルバー人材センター 就労支援事業所 外観見回り調査 2,000円/回 2,000円/回 @植木の剪定 1,414円/時 1,000円/時 A伐採 1,414円/時 1,000円/時 Bツタ切り 1,414円/時 1,000円/時 C草刈り(機械) 1,131円/時 1,000円/時 D草取り 955円/時 1,000円/時 @〜D関連費用 ※作業内容に応じて別途必要 ・処分費7.3円〜/kg ・トラック代764円/回 ・草刈機305円/時 等 ・処分費実費 ・ごみ焼却場利用料等 ※上表の作業内容や利用料金は、あくまでも一例です。利用の際は改めてご相談ください。 まちと通所者の両方に利点の空き家見守り 社会福祉法人なごみかぜ 大場保治 理事長  まちの課題の解決のために地域の中に入って働くことは、障がいの有無に関わらず、とても意義のあることです。住みよいまちづくりへのお手伝いとして、また、地域とのつながりが感じられる就労支援の1つとして、一生懸命取り組んでいきます。 空き家の流通・利活用促進事業  市内外の宅建業者と協力し、空き家の売却や賃貸を希望する所有者と、空き家の利用希望者との不動産仲介を行い、空き家の解消を図ります。 空き家の解体による跡地利用促進事業  市内に本社や支社、営業所などがある解体工事業者と協力し、空き家の解体を希望する所有者の依頼に基づいて解体業務を行い、跡地の利用促進を図ります。 各事業の利用希望や空き家の悩みは、「ふくろいすまいの相談センター」にご相談ください。 時 火・木・土・日曜日 午前8時30分〜午後5時15分 所 袋井260-1(旧中村洋裁学院1階) 問 TEL44-3321 メール toshikei@city.fukuroi.shizuoka.jp ※駐車場は宿場公園北側広場をご利用ください