P02 NEWプロジェクト始動! 新たな取り組みを紹介します このコーナーでは、袋井市の新たな取り組みを、シリーズで紹介していきます。 環境にやさしい「エコタウンふくろい」の実現を目指して 自然環境への負荷の少ない新エネルギーの利用促進を図ります 地球温暖化など環境問題の深刻化やエネルギー資源の枯渇などが世界的に問題となっているいま、増え続ける二酸化炭素(CO2)の排出量抑制と環境負荷の少ない再生可能な新エネルギーの有効利用が重要な課題となっています。 袋井市では、地球温暖化防止と省エネルギーの推進を図り、環境にやさしい「エコタウンふくろい」実現のため、新エネルギーの利活用推進と普及対策に取り組んでいきます。 問 環境政策課環境企画係 TEL44-3135 ◎新エネルギー利用推進の目標 ◇袋井市の年間日照時間は、全国でもトップクラス(平成23年「2,420時間」全国2位)にあり、太陽光発電システムを導入するのに最適な地域といえます。 ◇市では、二酸化炭素(CO2)の排出量抑制と自然環境への負荷を少なくするため、平成30年度までに、太陽光発電システムの設置数4,000件(普及率20%)を目指します。 ◎新エネルギー普及対策の取り組み 1 太陽光発電などの新エネルギーの活用促進  太陽光発電システムなどの初期投資費用の軽減対策や民間企業のメガソーラーなどの導入支援を推進するとともに、公共施設への新エネルギー設備の整備を進めます。 2 エネルギーの新しい利用形態への転換推進  ヒートポンプ型給湯器など高効率機器の普及や、電気自動車などクリーンエネルギー自動車の普及と公用車への採用を進めます。 3 新エネルギーに関する学習・啓発の推進  新エネルギー導入に関する補助制度や様々な情報の収集・発信をしていくとともに、各種イベントなどで新エネルギーの普及啓発を強化していきます。 ◎具体的な取り組み(普及対策事業) ・新エネルギー機器導入促進奨励金の交付 ・新エネルギー導入セミナーや無料相談会、普及啓発展示会の開催 ・「太陽光ホットライン」の開設 ・金融機関との「新エネルギー普及促進パートナーシップ協定」の締結 など 太陽光発電システム設置数の目標 平成23年度末 940件(普及率…5%)(年間発電量…3,800MWh) CO2削減量は2,508トン-CO2/年 ◇森林面積に換算すると約1,330ヘクタール(袋井市面積の約12%、東京ドーム約280個分) 平成30年度末 4,000件(普及率…20%)(年間発電量…16,000MWh) CO2削減量は10,560トン-CO2/年 ◇森林面積に換算すると約5,597ヘクタール(袋井市面積の約52%、東京ドーム約1,200個分)