P16-17 袋井の人 人一倍の練習と輝く笑顔で 人の心を動かす演技を目指す 「第3回全国ユースフライト・エアロビック選手権大会」12歳以下フライト部門優勝 鈴木清香さん(諸井)  1月19日に、小笠山総合運動公園エコパ・サブアリーナで開催された「第3回全国ユースフライト・エアロビック選手権大会」の12歳以下フライト部門で見事に優勝に輝いたのが、鈴木清香さん(浅羽中学校1年。当時、浅羽東小学校6年)です。 エアロビックの魅力にふれ エアロビック競技の世界へ  清香さんがエアロビックを始めたのは、小学2年生のとき。エコパで開催されたエアロビックの全国大会で、市民100人が参加した「袋井市民エアロビック」のステージに立ったことと、競技を観戦した際に、ステージ上をいきいきと華麗に動き回る選手の姿に圧倒されたことが、きっかけだったそうです。  自分もエアロビックを始めたいという清香さんに、ご両親は快く了解し、現在も教室の送迎や遠征などに協力し支えてくれているそうです。  エアロビックの練習は、所属する「袋井 FLASH LIGHT」で週に2〜3日、1回1〜2時間行っています。小学校低学年から中学生までが在籍し、全国大会出場を目指して振り付けから自分たちで考え、練習に励んでいるそうです。  また、「袋井 FLASH LIGHT」での練習に加え、自分でフィットネスルームなどの練習会場を借りて自主練習も行っています。 理想の演技を目指して これからも練習を重ねたい  今回出場したフライト部門は、複数の選手がフロアに並び、一斉に同じ曲で演技する中を、審査員が移動しながら各選手の演技を見て回ります。 「予選では100人近い選手が一斉に演技するので、できるだけ目立つように、笑顔と大きな動きを心掛けました」と清香さん。  決勝は26人で競われましたが、清香さんは「入賞を目指していましたが、まさか優勝できるとは思いませんでした。練習の成果を発揮して、良い結果を出せてとてもうれしいです」と笑顔がこぼれました。  今後の抱負をたずねると、「私がエアロビックを始めたいと思ったときのように、演技を見た人が「すごい!かっこいい!」と感じてくれるような演技を目指したいです。  来年は、中学生フライト部門で全国大会に出場できるよう頑張りたいです」と、笑顔で新たな目標を話してくれました。 袋井で活動中 グループ紹介 ママフラメンコ「カラバーサ」 お子さん連れでもOK! ママたちのリフレッシュの場です!  子育て中のママを中心に活動しています。サークルでは、ストレッチとアップテンポなフラメンコの曲に合わせて、楽しく体を動かしてエクササイズ!ダンスの経験がなくても大丈夫です。  運動不足解消や家事・育児の息抜き、産後ケアにもぴったり。お子さん連れでの参加もOKなので、ママや子ども同士の交流の場にもなります。  子どもたちに、フラメンコという異文化にふれてもらえるようにと、ボランティア公演も行っています。まずは、気軽に見学または、お問い合わせください。 活動日 月3回(木曜日) 午前10時10分〜10時55分 活動場所 メロープラザ 問 内藤有希子さん TEL090-7618-2162 メール kcsnd351@yahoo.co.jp http://carabaza.hamazo.tv/ 市民×原田市長 THE対談 4月、入学や就職など新しいスタートの季節ですね。 今回は、社会人1年生となる皆さんと市長が対談しました。 「新社会人 NEWフェイス!」 新しい自分のスタート。現在の心境は? 市長:皆さんの仕事と、その仕事を目指したきっかけや理由を教えてください。 那須:保育士として働きます。自分が幼稚園児のころ、とても良い先生に出会えたことと、子どもが好きだったこともあり、高校生のころには保育の仕事に就きたいと考えていました。 鈴木:LSI(※)をはじめ、各種ソフトウェアやシステムを開発する企業に就職しました。志望動機は、以前から家電やパソコンに興味があったことと父の仕事の影響ですね。 (※)LSI…様々な電子機器に組み込まれている各種機能を持った電子回路・集積回路。 上村:信用金庫に就職しました。大学で「金融商品取引法」を学んで、金融関係の仕事に興味をもったのがきっかけです。 山内:「中東遠総合医療センター」で働きます。幼いころから看護や保育の仕事に興味がありましたが、生命の始まりから終わりまでに関われる仕事ということで、看護師の仕事を目指しました。 中山:電気工事などを行う総合設備工事業の企業に就職しました。高校に入るころから電気関係のことが好きだったことと、「電気」という人の生活に欠かせないものに関わる仕事に就きたいと思ったのが理由です。 市長:それぞれ夢や目標を決めて、それをかなえる仕事に就いたようですね。不安や緊張はありますか? 上村・山内:新人でも、お客様や患者さんにとっては1人の社員・職員なので、しっかり対応できるだろうかという不安はあります。任された仕事を的確にこなしていきたいです。 那須:保護者の皆さんに安心感を与えられる保育ができるかと緊張していますが、あいさつや笑顔を忘れずにいたいですね。自分が携わった子どもたちが大きくなって、声を掛けてくれるようになったらうれしいです。 中山:私の就いた仕事は職人気質の世界でもあるので、その厳しさに緊張していますが、早く自分の現場を持てるように頑張りたいです。 鈴木:社内には複数の事業部があるので、どこに配属になってもいいように勉強をしていかなければいけないと感じています。自分の希望する仕事を任せてもらえるように努力していきたいです。 市長:直接、人と接する仕事と自分で進める仕事の違いはありますが、それぞれ最初の壁や不安を乗り越え、期待や希望を持って仕事に取り組めるようになるといいですね。 これからの袋井に求めるものは? 市長:これからの袋井市に求めるものを教えてください。 山内:障害を持つ方の働く場の整備や就業支援が進んだまちになって欲しいですね。 上村:中小企業が元気なまちになれば、袋井市全体が元気になっていくと思います。 那須:都市化して便利になることも魅力的ですが、帰ると落ち着ける穏やかさが残るまち・帰りたくなる地元になって欲しいですね。 市長:市政や国政の抱える課題を解決していくためには、みんなで新しい価値を生み出す必要があります。そうした中で、新社会人となった皆さんが活躍してくれることを期待しています。 仕事を通じて大きな挑戦ができたら 鈴木悠司さん(永楽町) LSI開発・設計、ソフトウェア開発業勤務 自分の専門分野を見つけて頼られる人物になりたい 上村綾さん(可睡の杜) 金融機関勤務 医療や福祉を通して人の支えになれたら 山内里紗さん(村松下) 中東遠総合医療センター勤務 仕事とプライベートを上手に両立できるように 中山卓也さん(太田) 総合電気設備工事業勤務 みんなで新しい価値を生み出していこう 袋井市長 原田英之 夢だった仕事への就職、次の夢をかなえられるように 那須健太郎さん(神長) 保育士