P25 もっと身近に 男女共同参画 問 協働まちづくり課 コミュニティ推進室 TEL44‐3107 日本は…なんと120位! 〜もっと女性が活躍できる社会に〜  スイスの非営利財団「世界経済フォーラム」は、世界各国における男女間の格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数(GGI)」を発表しています。  令和3年3月31日に発表された日本の順位は、調査対象156の国と地域の中で120位で、主要7か国では最下位という結果になりました。 どうして低い 日本の順位?  日本の順位は、どうしてこんなに低いのでしょうか?  その理由は、GGIの出し方にあります。この指数は、「政治」・「経済」・「教育」・「健康」の4つの分野における男女格差を総合して算出されていて、日本は、「政治」と「経済」の分野で指導的な立場にいる女性(議員や閣僚、管理職)が少ないため、順位が低くなっているのです。  確かに、ニュース映像などで目にする海外の政治家や企業のトップには、日本と比べて女性が多くいるように感じるのではないでしょうか。 あらゆる分野で女性の参画を進めるために  市では、政策・方針決定過程への女性の参画を進めるため、市の審議会等の女性委員の割合の引き上げに取り組んでいます。女性の視点や発想を取り入れ、多様性に富んだまちづくりに向けて、女性委員の割合40%を目標に掲げ、女性の意見をさらに市政に反映するように努めていきます。 ジェンダー・ギャップ指数の順位 国名 総合順位 ギャップ指数 アイスランド 1 0.892 フィンランド 2 0.861 ノルウェー 3 0.849 ニュージーランド 4 0.840 スウェーデン 5 0.823 ドイツ 11 0.796 米国 30 0.763 韓国 102 0.687 日本 120 0.656 ※指数は、0が完全不平等、1が完全平等 ふくろい 懐かしの風景 vol.5 問 生涯学習課 文化財係 TEL23-9264 菩提のオート三輪(豊沢)  この写真は、昭和60年頃の豊沢地区(菩提)に残っていたオート三輪の車両を撮影したもの。場所は、菩提西バス停の少し東側、茶畑に囲まれた松田製材の作業場です。  オート三輪とは、前一輪・後二輪で走行する小型の三輪トラック(貨物自動車)のことで、当初は運転免許証なしでも運転できたため人気でした。  オート三輪の特徴は、操作が簡単かつ安価で、悪路や過積載に強いこと。狭い道が多い中で、小回りもよく効きました。  周辺での主な用途は材木の運搬で、天竜・森町方面から袋井に向けて丸太を積んで走っていました。ただし、三輪の自動車は安定性に欠けるため、カーブを曲がる時にバランスを崩し、転倒している光景がよく見掛けられました。  やがて日本が高度成長期に入ると、自動車は高速移動・大量運送の時代に入り、オート三輪は主役の座を四輪トラックに譲りました。