P25 2030年度までに可燃ごみ 30%削減 5330(ごみさんまる)運動 第一回 問 ごみ減量推進課 TEL84‐6057 問 環境政策課環境衛生係 TEL44‐3115 ごみ・さんまる運動スタート  中遠クリーンセンターに搬入される可燃ごみが増え続ける中、市では令和12年度(2030年度)までに可燃ごみを30%削減することを目標に掲げました。  可燃ごみを30%減らす「ごみ・さんまる運動」に、オール袋井で取り組みましょう。  このコーナーでは、可燃ごみの多くを占める「紙類」「プラスチック製容器包装」「生ごみ」を中心に、分別方法や削減につながる情報を発信していきます。 現在のごみ削減率はどのくらい? ◆下表は、中遠クリーンセンターへの可燃ごみ搬入量と、削減の目標基準である「平成28年度〜令和2年度の平均値(同月期)」との比較を示したものです。 ◆まずは令和6年度までの3年間で、削減率が計15%となるよう頑張りましょう。 【令和3年度4月〜1月期】(単位:トン) 項目 搬入量 増減 削減率 収集ごみ 11,648.1 +132.5 ▲1.2% 直接搬入 2,421.2 ▲569.3 19.0% 計 14,069.3 ▲436.8 3.0% ※袋井市の家庭ごみだけで集計 「雑がみ」の回収を始めます  4月から、月2回の「資源ごみ・埋立ごみ」の日に「雑がみ」の回収を行います。  ティッシュやキッチンペーパーなどの「汚れのついた紙」と「紙おむつ」以外のすべての「雑がみ」が回収の対象です。ラップの箱などの金属が付いた紙でも、取らずにそのまま出すことができます。  雑がみを分別して回収に出せば、燃やせるごみの量が減り、ごみ出しが楽になります。ごみ減量とリサイクル推進のため、ぜひ取り組んでください。なお、雑がみはトイレットペーパーに再生されます。 ◎雑がみの出し方  散らばらないように、紙ひもで縛るか、紙袋や封筒に入れて中身が出ないように封をして出してください。 ◎民間の回収よりも広い定義で回収  市で回収する雑がみは、民間での回収よりも種類が多いものです。雑がみの分別については、本紙3月号の折り込みチラシ(裏面「雑がみ分別早見表」)や市ホームページをご覧ください。 知って欲しいな 聖隷袋井市民病院 @ 問 袋井市立聖隷袋井市民病院 TEL41-2777  聖隷福祉事業団により運営されている市立聖隷袋井市民病院。 このコーナーでは、今年5月に開院10年目を迎える同病院から、市民の皆さんに知っていただきたい様々な情報をお届けします。 天井走行式リフターで安全なリハビリテーションを  平成25年5月に開院した当院も、もうすぐ10年。最初は少数のスタッフと1病棟のみでの稼働でしたが、人員拡充や施設の増築・改修等を経て、現在は3つの病棟(計150床)で運営しています。  そのうちの1つが、市内で唯一の回復期リハビリテーション病棟(※)で、同病棟では県内でも珍しい「天井走行式リフター」を使ったリハビリを行うことができます。  これは、天井からのリフトと体に装着する専用のハーネスにより、下肢や関節に掛かる負荷を減らしながら約20メートルのレールに沿って、安全に歩行練習や立位練習ができるものです。  脳卒中や骨折などにより歩行が不安定な患者さんも、転倒を予防しながら安全にリハビリに取り組めるため、段差昇降などのより難易度の高い動作の練習も可能になります。また、実際に転ばずに転倒感覚を体験できることも特徴です。  当院では、このほかにも自動車運転再開可否の診断を支援する自動車運転シミュレーターや嚥下機能の改善・誤嚥性肺炎の予防が期待できる嚥下治療機器の導入を計画しています。  また、スタッフ教育にも力を入れることで、先進機器(ハード)とセラピストの技術(ソフト)を融合させた最善のリハビリテーション医療の提供を目指しています。 ※急性期での治療を受けて病状が安定し始めた1〜2か月後(回復期)において、自宅復帰や社会復帰後の生活を少しでも元に近い状態に近づけるために集中的にリハビリを行う専門病棟