P26 もっと身近に 男女共同参画 問 協働まちづくり課 外国人活躍・共生社会推進室 TEL44‐3138 絵本で始める男女共同参画 〜夏休みは読書のチャンス〜  子どもは周りの大人や社会、そして絵本やアニメなどのフィクションから多くの影響を受けて成長します。絵本を通して幼いうちから様々な個性を持った人のことを知ることによって、自分の中の多様性の発見や周りの人の多様性を受容する下地づくりができるのではないでしょうか。  また、大人が男女共同参画に触れるきっかけとしても、絵本は役立つツールです。男女共同参画の視点から選んだお薦めの本を紹介します。 せかいでさいしょにズボンをはいた女の子(光村教育図書) キース・ネグレー 著 石井睦美 訳  約150年前は、女の子がズボンをはくなんてありえない時代でした。なぜズボンをはいちゃいけないの?当たり前ってなに?自分で考え、行動した女の子のおはなしです。 レインボーブックガイド 多様な性と生の絵本(子どもの未来社) 草谷桂子 著  レインボー(虹)は多様性を表す象徴です。  この本では、232冊の絵本を「自分らしく、あなたらしく」「多様な性・多様な家族」「子どもをとりまくさまざまな問題」などのテーマに沿って紹介しています。  そのほかのお薦めの本は、市ホームページ内の「BOOKリスト」に掲載しています。一部の本は、市立図書館(袋井図書館・浅羽図書館・月見の里学遊館図書館分室)で借りることができますので、ぜひ足を運んでみてください。  子どもはもちろん、普段読書をする時間がない大人の方も、夏休みやお盆休みに本を通して男女共同参画について考えてみませんか? ふくろい 懐かしの風景 vol.12 問 生涯学習課 文化財係 TEL23‐9264 静岡鉄道秋葉線「山梨駅」(上山梨)  静岡鉄道秋葉線の中で、駅員がいるのは新袋井駅・山梨駅・遠州森町駅の3駅でした。その中でも山梨駅は車庫・修理工場・変電所が集中する心臓部の駅でした。  秋葉線は明治35年の開業当初は馬が客車を引いて走る馬車鉄道でしたが、大正14年から15年にかけて天竜川水系のダムの水力発電を利用した路面電車に変わり、森街道(※)の砂利道に線路が敷かれると、バスやトラックと同じ道を砂埃を巻き上げて走りました。  秋葉線の利用者は、袋井商業高校に通う学生や袋井駅経由で浜松に向かうサラリーマンなど様々で、袋井駅前にある商店の奥さんも飯田(森町)から秋葉線に乗って袋井にお嫁にきたそうです。  駅には真っ赤な郵便ポストと「たばこ」の看板が並び、公衆電話ボックスもありました。駅舎内の売店では、切手・たばこ・駄菓子なども販売されていて、利用者や住民の情報交換の場所にもなっていました。