P02-03 令和3年度 決算報告  市では毎年、予算・決算などの財政状況を公表し、市民の皆さんから納めていただいた税金がどのように使われているのかをお知らせしています。今回は、令和3年度決算の概要などをお知らせします。※金額と割合は、それぞれ1万円未満と小数点以下第2位を四捨五入して表示しているため各項目の和は合計額と一致しません。問財政課財政係 TEL44-3159 1 一般会計…一般会計は、保健・福祉・ごみ処理・道路や防災施設の整備など、市民の皆さんの暮らし全般に関わる事業に使われる会計です。  令和3年度の一般会計では、予算額425億1,927万円に対し、歳入決算額が415億1,926万円、歳出決算額が398億6,750万円となりました。(歳入:前年比55億2,213万円の減、歳出:前年比57億54万円の減) 歳入 415億1,926万円 自主財源 46.7%  市税(36.0%) 149億3,330万円  その他(10.7%) 44億3,831万円 ※繰越金、諸収入など 依存財源 53.3%  国庫支出金(22.4%) 92億9,598万円  市債(8.0%) 33億4,530万円  県支出金(6.3%) 26億2,177万円  地方交付税(8.6%) 35億5,958万円  その他(8.0%) 33億2,502万円 ※地方消費税交付金、地方譲与税など 歳出 398億6,750万円  民生費(34.5%)137億6,186万円  教育費(13.5%)53億9,664万円  衛生費(13.5%)53億7,609万円  総務費(12.0%)47億7,993万円  土木費(10.0%)39億7,129万円  公債費(7.3%)28億9,252万円  その他(9.2%)36億8,917万円 ※消防費、農林水産業費、商工費など 歳入  歳入の36%を占める市税については、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、法人市民税や固定資産税などが減少し、市税全体で前年度比2.6%減となっています。歳入総額は、前年度比11.7%の減となっています。 歳出  新型コロナウイルス感染症対策事業として、子育て世帯等に対する臨時特別給付金の給付事業(民生費)などの生活支援対策事業やふくろい応援商品券発行事業(商工費)などの経済対策事業に取り組みました。歳出総額では、前年度比12.5%の減となっています。 令和3年度の主な事業  子育てセンターにじいろ 開園  浅羽中学校 新校舎完成  袋井駅南地区まちづくり事業  田端東遊水池公園  袋井駅南地区まちづくり事業 田端東遊水池公園  ゼロカーボンシティ宣言  大場市長による新市制スタート そのほかにも…  ・ふくろい産業イノベーションセンターの設置  ・スポーツドリーム推進事業(アイルランドオリンピックチームキャンプ受け入れ)など 市民1人当たりの金額  一般会計の歳出額398億6,750万円を令和4年3月31日現在の人口87,983人で割ると、市民1人当たり約453,127円が使われた計算になります。 2 特別会計…特別会計は、国民健康保険や介護保険、駐車場など特定の事業のために、一般会計と区別して使われる会計です。 会計名 予算額 歳入決算額 執行率 歳出決算額 執行率 国民健康保険 80億5,300万円 80億5,683万円 100.0% 79億7,320万円 99.0% 後期高齢者医療 8億3,700万円 8億3,724万円 100.0% 8億3,194万円 99.4% 介護保険 58億9,400万円 58億6,822万円 99.6% 57億6,654万円 97.8% 駐車場 4,600万円 4,457万円 96.9% 4,291万円 93.3% 墓地 6,400万円 7,630万円 119.2% 5,783万円 90.4% 合計 148億9,400万円 148億8,316万円 99.9% 146億7,243万円 98.5% 3 公営企業会計…公営企業会計は、市が公共の利益を目的として企業を経営する独立採算の会計です。一般会計や特別会計と異なり、歳入や歳出の性質によって、事業収益とそれに掛かる費用の「収益的収支」、将来に備えて行う建設事業などの「資本的収支」に分類して予算を編成・執行しています。 水道事業 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率  収益的収支 事業収益 17億8,100万円 17億9,873万円 101.0% 事業費用 16億4,500万円 15億8,189万円 96.2%   資本的収支 資本的収入 3億3,800万円 3億2,164万円 95.2% 資本的支出 10億400万円 9億2,606万円 92.2% 利用状況 ▽給水人口…8万7,891人 ▽総配水量…1,130万247立方メートル 下水道事業 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率   収益的収支 事業収益 16億6,200万円 17億0,316万円 102.5% 事業費用 16億2,900万円 15億5,619万円 95.5%   資本的収支 資本的収入 20億4,100万円 19億3,541万円 94.8% 資本的支出 24億5,100万円 24億3,674万円 99.4% 利用状況 ▽下水接続人口…3万8,084人 ▽汚水処理水量…394万2,543立方メートル(公共下水道事業) 2万2,720立方メートル(農業集落排水事業) 病院事業(聖隷袋井市民病院) 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率 収益的収支 事業収益 18億1,100万円 18億4,119万円 101.7%   事業費用 18億1,100万円 18億8,628万円 104.2% 資本的収支 資本的収入 8,000万円 8,000万円 100.0% 資本的支出 1億7,500万円    1億7,379万円 99.3%  利用状況 ▽入院…4万5,540人(1日平均…124.8人) ▽外来…1万2,847人(1日平均…53.1人) ※収入が支出に対して不足する額は過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。 ◎都市計画事業と都市計画税 ◇都市計画税は、街路・下水道・土地区画整理などの事業に充てるために課税される目的税です。また、これらの事業のために借り入れた地方債の償還にも充てられます。 ▽令和3年度 都市計画事業費の合計…18億599万円 令和3年度の都市計画事業費と財源内訳 事業費の使用内訳 金額 街路事業 2億6,781万円 下水道事業 7億3,237万円 土地区画整理事業 4億7,592万円 地方債償還 3億2,988万円 合計 18億599万円 事業費の財源内訳 金額 都市計画税 12億9,042万円 地方債 2億5,340万円 国庫(県)支出金 2億2,966万円 一般財源 3,251万円 合計 18億599万円 ◎年度末の市有財産 ◇市が保有している財産の内訳です。 区分 内訳(一般会計) (参考)R2 土地 317万7,643平方メートル 317万8,107平方メートル 建物 24万9,356平方メートル 24万9,957平方メートル 基金積立金 65億5,173万円 60億7,191万円 (市民1人当たり) (7万4,466円) (6万8,798円) 有価証券と出資金 1億839万円 1億844万円 ◎市が借りているお金 ◇市が大きな建設事業などを進めるために、国や銀行などから借りているお金です。長いものでは30年をかけて市税や料金などで返済していきます。 区分 内訳 (参考)R2 一般会計 309億9,953万円 304億4,997万円 (市民1人当たり) (35万2,651円) (34万5,015円) 特別会計(合計) 1億75万円 1億1,741万円 企業会計(合計) 162億4,391万円 162億1,433万円 合計 473億4,420万円 467億8,171万円