P02-03 海のにぎわい創出プロジェクト 本格始動  東西約5キロメートルにわたって白砂青松の美しい海岸線が広がる浅羽海岸。  釣りやマリンスポーツの名所として市内外の人にも広く知られているほか、市民の憩いの場としても親しまれています。  いつもは地上から眺めている同笠の海を上空から撮影してみたこの写真のように、「海のにぎわい創出プロジェクト」(通称:海プロ)では浅羽海岸を新たな視点から見ることで、私たちがこれまで感じたことのないこの地が有するさらなる魅力を、より多くの人たちと共有し、磨き上げていきます。 問 企画政策課企画調整係 TEL44-3105 「海プロ」立ち上げの経緯  浅羽海岸では、平成26年度から県と市が防潮堤の整備を進めています。市が実施する工事は今年度で、県による工事も令和7年度に完了する予定です。  防潮堤は津波による被害を防ぐだけではなく、平時には美しい景観を活かして様々な利活用が期待されています。そこで、地元・幸浦地区では市と連携し、平成27年度に「袋井幸浦の丘プロジェクト」を設立。植樹会などのイベントやワークショップを開催し、市民に親しまれる防潮堤利活用の方法について検討を重ねてきました。  防潮堤の工事に一定の目処が立ったことから、市では令和4年度に「海のにぎわい創出プロジェクト」を立ち上げ、地域住民や海岸利用者の皆さんと地域活性化や環境保全などに関する意見交換を重ね、『海とともに暮らす 活力と希望があふれる Smile Life City』を目標に掲げた「海のにぎわい創出ビジョン」を策定しました。 取組の方向性  海のにぎわいを創出するため「自然環境の保全」「地域資源の利活用」「まちの魅力の発信」の3つの観点で取組を推進します。まずは、にぎわいづくりの基盤として、浅羽体育センター周辺の「同笠エリア」の利便性向上に向けた環境整備に着手します。 ◆取組内容の詳細は市ホームページをご覧ください。 @スポーツアクティビティゾーン…様々なスポーツなどを楽しむエリア Aにぎわい・交流ゾーン…マルシェや交流イベントなどでにぎわいを創出するエリア Bマリンアクティビティゾーン…海を感じ、様々な体験を実現するエリア 海のにぎわいに期待しています! サーファー 木下 光之さん(東同笠)  同笠海岸の利用者の1人として、市や地域の方と一緒に、にぎわいづくりに向けて考えてきました。  海プロで大好きな同笠海岸が生まれ変わり、新たな交流とさらなるにぎわいが生まれることを期待しています!