P07 6月23日から29日は男女共同参画週間です 〜1人ひとりが豊かな人生を過ごせる社会を目指して〜  男女共同参画とは「女性も男性もそれぞれの意欲に応じて、あらゆる分野で自らの希望と夢に向かって活動ができる社会」のこと。このような社会は「女性だけ」「男性だけ」が努力しても実現できません。1人ひとりが、できることを実行することで理想の社会に近づいていきます。  この週間を機に、私たちのまわりの男女のパートナーシップについて理解を深めていきましょう。 問 協働まちづくり課外国人活躍・共生社会推進室 TEL44-3138 性別で役割を固定していませんか?  市が、市内在住の18歳以上の3,000人(無作為抽出)を対象に行った「市民意識調査(令和4年度)」では、「"夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである"という男女の役割を固定的に考えることについて、どのようにお考えですか」という設問に対する回答は、「どちらかといえば反対」が33.0%、「反対」が29.3%で合わせて62.3%という結果になっています。  調査の結果からも性別による固定的な役割分担の考えを肯定する方は減ってきています。このような役割固定をなくしていくためには、家庭・地域・職場など、様々な場面において1人ひとりの意識や行動の変化が重要です。  価値観や就労形態の変化などにより、人々の生活様式は多様化しています。共働き世帯が半数以上ともいわれている現代だからこそ、固定観念にとらわれることなく、誰もが個性や能力を発揮できる男女共同参画社会の実現に向けて、地域や家庭で、できることから取り組んでみましょう。 今日からやってみよう!  男女共同参画の第一歩として、まずは家庭での行動を振り返ってみましょう。  家族の誰かに家事が偏っていませんか?日常の家事の中で協力し合えるものはありませんか? 袋井市の審議会等では多くの女性が参画!  内閣府ホームページ「市区町村女性参画状況見える化マップ」によると、令和4年度の審議会等における女性委員の割合の全国平均値は29.5%。本市の審議会の委員は332人中136人(41.0%)が女性であり、全国平均値を大きく上回っていることがわかります。さらに、その割合は全国では22位、県内では2位と全国、県内ともに上位に位置しています。  市が策定した「第4次袋井市男女共同参画推進プラン(令和3〜7年度)」で目指す割合は40.0%であり、目標値に達していますが、意思決定の場への女性登用をさらに積極的に行い、市政に男女両方の意見が反映されるよう努めていきます。 身近にあるかも!性別によるこんな役割固定 ・自治会の役員は男性が多くありませんか? ・避難訓練では炊き出しは女性、運営は男性が主に行っていませんか? ・学校の参観会やPTA活動の場には女性が多くありませんか? どのような場面でも男女両方の視点が必要です