P24 もっと身近に 男女共同参画 問 協働まちづくり課 外国人活躍・共生社会推進室 TEL44‐3138 あなたはもう見た?市役所に「にじいろ階段」が登場! 多様性を象徴するレインボーフラッグ  雨あがりの空にかかる虹は、様々な色で構成され、その不思議な自然現象に魅了されるのは世界共通と言えます。  その美しい虹をモチーフにした「レインボーフラッグ」をご存じでしょうか?レインボーフラッグは、赤・橙・黄・緑・青・紫の6色で性の多様性を表現し、性的マイノリティ(性的少数者)であるLGBTQの尊厳と社会運動の象徴として1970年代から世界中で使用されている虹色の旗です。  レインボーフラッグには様々なバリエーションがあり、アメリカ合衆国では、レインボーフラッグの6色に、黒・茶・水色・ピンク・白の山形の図を追加した「プログレス・プライド・フラッグ」が登場。有色人種の方、トランスジェンダーの方、HIVやAIDS(エイズ)と戦う方の尊厳もあわせて表現しています。 市役所の階段がカラフルな虹色に!  今年3月1日から開始された「静岡県パートナーシップ宣誓制度」のPRや性の多様性、多様な価値観について考えるきっかけづくりとして、市役所の階段(1階・市民ホールから2階・市民ギャラリーへ続く階段)を「にじいろ階段」に装飾しました。 6色をグラデーションにすることで多様性やボーダレスを表現しており、フォトスポットとしてもおすすめです。市民ホールでは、LGBTQミニパネル展も同時開催中です。是非、あわせて、ご覧ください。 にじいろ階段、LGBTQミニパネル展 時 6月30日(金)まで 午前8時30分〜午後5時15分 所 市役所1階・市民ホール ふくろい 懐かしの風景 vol.17 問 生涯学習課 文化財係 TEL23-9264 「中遠碑」(袋井駅)  かつて、国鉄時代の袋井駅には、軽便鉄道が乗り入れていました。軽便鉄道は、大正時代に袋井市(当時の磐田郡笠西村)で創業した中遠鉄道が運行を開始。しかし、昭和18年、太平洋戦争の影響で静岡鉄道として合併することになり、中遠鉄道は解散しました。 その際に、中遠鉄道の功績を顕彰する目的で、当時の袋井駅の敷地に建てられたのが「中遠碑」です。碑文は漢文で書かれており、同社の公共交通としての地域貢献と初代社長芝田庫太郎氏が鉄道の発展に尽くされたことが記されています。  軽便鉄道は、その後も地域交通の要として運行を続けましたが、自動車の普及により、昭和42年に廃線となりました。廃線後も、中遠碑はそのまま残されたため、袋井駅のホームから見たことがある方も多いと思います。  平成16年、袋井駅の改築に伴い、石碑のある土地を、市が静岡鉄道から買い上げました。その際、石碑は軽便鉄道の関係者の尽力により、掛之上地内の和光商事株式会社の前庭に移築され、今も大切に保存されています。