P24 もっと身近に 男女共同参画 問 協働まちづくり課 外国人活躍・共生社会推進室 TEL44‐3138 女性の活躍は、なぜ企業を強くするのか?  6月26日、ジャーナリストでニュース週刊誌AERA(アエラ)初の女性編集長を務めた、浜田敬子さんを講師に迎え、袋井商工会議所と共催で「企業を成長に導くための経営戦略〜女性活躍はなぜ企業を強くするのか〜」と題した講演会を開催しました。 ・講演の主な内容 日本の現状と必要な取組  労働力不足が深刻化する一方で、働く女性の半数は非正規雇用です。女性がもっと社会で活躍できるようになれば長時間労働の是正など働き方改革にもつながります。 多様性がイノベーションを生む   異なるバックグランドを持つ人材が集まる組織は、多様化する社会ニーズに対応することができ、新たなイノベーションを生み出します。 女性が働きやすい環境の整備  次のような取組により、働く女性がもっと経験を積める環境を整備する必要があります。 @性別役割分業意識の転換 A長時間労働の是正 B社会保障・税制の改革 ・講演を終えて  参加者からは「印象に残ったのは、『知識があれば意識が変わり、行動に移すことができる』という言葉でした。私もこの分野の知識を高めるよう努めたい」などの感想をいただき大変好評でした。  女性が働きやすい職場は男性にとっても働きやすい職場になります。皆さんの職場でも誰もが働きやすい環境作りについて考えてみましょう。 ふくろい 懐かしの風景 vol.18 問 生涯学習課 文化財係 TEL23‐9264 静岡鉄道秋葉線「原野谷川橋梁」(高尾)  写真は、旧静橋から撮影された静岡鉄道秋葉線の『原野谷川橋梁』です。秋葉線は、「新袋井」〜「遠州森町」間を運行していた路面電車で、現在のJR袋井駅北口の愛称「秋葉口」の由来にもなっています。撮影日は昭和37年9月19日で、秋葉線の最終運行日でした。  秋葉線が廃線になった後、橋梁は改修され、しばらくのあいだ市民に歩道橋として利用されました。当時の静橋には歩道がなかったため、歩道橋は、通勤通学や散歩、新聞や牛乳配達の自転車など多くの人に利用されました。  しかし、昭和59年6月27日の深夜2時頃、原野谷川の急な出水で橋の橋脚2基が「ドーン」という大きな音とともに流失しました。近所の人は、その大きな音に大変驚いたそうです。  現在は、上流約100メートルに新たな歩道橋「圓橋(まどかばし)」がかけられ、貴重な歩行者専用の橋として活躍しています。  川が多い袋井市では、いつの時代も橋が地域と地域をつなぐ重要な役割を担っています。