P04-05 姉妹都市提携35周年 アメリカ合衆国 オレゴン州 ヒルズボロ市  本市は、1988年11月3日に、アメリカ合衆国オレゴン州ヒルズボロ市と姉妹都市提携を締結しました。  今年は締結から35周年の節目の年。これまでのヒルズボロ市との交流を振り返ります。 問 秘書課秘書係 TEL44‐3103 ヒルズボロ市ってどんなところ?  ヒルズボロ市は、オレゴン州で5番目に大きな都市で、同州最大の都市・ポートランドの中心から西に車で約30分ほどの場所にあります。  住みやすい気候のもと、医療機器やコンピューター関連機器製造をはじめとした工業と商業・農業がバランスよく発達した都市です。  街には緑豊かな公園や野球場、博物館などがあります。 ヒルズボロ市の概要 ・面積…約67km2(2020年時点) ・人口…約105,000人(2019年時点) ・時差…日本とマイナス16時間 ・特産品…ワイン、ブドウ ・平均気温 夏季…19.8度 冬季…03.8度 ・観光地…ジャクソン・ボトム湿地保護区など 35年間の歩み  本市は、オレゴン州にある日本企業からヒルズボロ市の紹介を受けたことがきっかけで、姉妹都市提携を締結しました。締結後の主な出来事を紹介します。 1988 姉妹都市提携調印(旧袋井市制施行30周年記念) 1989 中高生ヒルズボロ派遣開始【以降、第22次まで】 1990 ヒルズボロ学生訪問団受入開始【以降、第17次まで】 2014 「姉妹都市交流の促進に関する確認書」に調印(姉妹都市提携25周年記念) 2018 姉妹都市提携30周年記念式典 2021 ヒルズボロ市が2021年2月13日を「袋井市の日」として宣言(袋井市制施行15周年記念) ヒルズボロ市 × 袋井市 海を渡って交流 互いに多くの市民を派遣・受け入れ  これまで、袋井国際交流協会が中心となって、中学生・高校生をはじめとした市民のヒルズボロ市への派遣事業やヒルズボロ市からの学生訪問団の受け入れ(ホームステイ)などを実施。 本市からはヒルズボロ市へ約700人を派遣し、ヒルズボロ市から約300人を受け入れ、市民交流を通して両市の友好関係を深めてきました。 今年は本や記念品を交換  今年は姉妹都市提携35周年を記念し、35冊の本や記念品の交換を行います。本市からは東海道五十三次どまん中浮世絵風デザインの法被を贈ります。 35周年記念展示 実施中!  姉妹都市提携35周年を記念し、11月17日(金)まで、市役所1階・市民ホールにて記念展示を行っています。ぜひご覧ください。 本紙22ページ「輝くふくろいの人」では、第4次中高生ヒルズボロ派遣でヒルズボロ市を訪問した櫻井葉津記さんを取り上げています。 ヒルズボロ市長から姉妹都市提携35周年のお祝いメッセージをいただきました ヒルズボロ市 スティーブ・キャラウェイ市長  袋井市との友好関係が35周年を迎えることを、大変光栄に思っています!姉妹都市の絆による文化交流や連携は、お互いのまちを豊かにしてくれています。 ヒルズボロ市は、両市の末永い発展と相互理解、そして繁栄を分かち合えることをこれからも楽しみにしています。ヒルズボロ市から、大切な友人である袋井市の皆さまに、心よりごあいさつ申し上げます。 原文 “We are honored to celebrate 35 years of friendship with Fukuroi City! Our Sister City bond has enriched both our communities through cultural exchange and collaboration. Hillsboro is looking forward to many more years of growth, understanding, and shared prosperity. Warm wishes from Hillsboro to our cherished friends in Fukuroi City, Japan.” 本市ゆかりのヒルズボロ市出身アーティスト ニコラス・エドワーズさん  1992年7月31日生まれ。本市でのホームステイをきっかけに日本文化に衝撃を受け、高校卒業後に再来日。2013年に歌手デビューし、活躍中。 「ふくろい未来大使」も努め、袋井の魅力を国内外に広くPRしています。公式YouTubeチャンネルでは、ふくろい遠州の花火や市内の観光地の紹介もしています。