P06-07 令和4年度 決算報告  市では毎年、予算・決算などの財政状況を公表し、市民の皆さんから納めていただいた税金がどのように使われているのかをお知らせしています。 今回は、令和4年度決算の概要などをお知らせします。 ※金額と割合は、それぞれ1万円未満と小数点以下第2位を四捨五入して表示しているため各項目の和は合計額と一致しないことがあります。 問 財政課財政係 TEL44-3159 1 一般会計…一般会計は、保健・福祉・ごみ処理・道路や防災施設の整備など、市民の皆さんの暮らし全般に関わる事業に使われる会計です。  令和4年度の一般会計では、予算額408億8,284万円に対し、歳入決算額が398億4,840万円、歳出決算額が378億3,415万円となりました。(歳入:前年度比16億7,086万円の減、歳出:前年度比20億3,335万円の減) ※歳入・歳出総額の減は、国の新型コロナウイルス感染症に係る事業の縮小などに伴うものです。 歳入 398億4,840万円 自主財源 50.6%  市税(38.7%)  154億2,756万円  その他(11.9%) 47億5,195万円 ※繰越金、諸収入など 依存財源 49.4%  国庫支出金(17.9%) 71億4,462万円  地方交付税(9.5%) 37億7,304万円  市債(7.0%) 28億4,020万円  県支出金(6.6%) 26億4,057万円  その他(8.4%) 32億7,046万円 ※地方消費税交付金、地方譲与税など 歳入  歳入の38.7%を占める市税は、製造業を中心に経済活動が正常化したことや新型コロナウイルス感染症に係る減免措置の終了を受け、法人市民税や固定資産税などが増加し市税全体で3.3%の増となりました。歳入総額では前年度比4.0%の減となりました。 歳出 378億3,415万円 民生費(31.6%) 119億3,755万円 衛生費(14.8%) 56億551万円 教育費(13.3%) 50億2,050万円 総務費(11.7%) 44億1,534万円 土木費(10.5%) 39億8,581万円 公債費(7.6%) 28億8,962万円 その他(10.5%) 39億7,982万円 ※消防費、農林水産業費、商工費など 歳出  新型コロナウイルス感染症対策事業や物価高騰対策支援事業のほか、脱炭素社会に向けたごみの分別やリサイクルの推進事業、子育て世帯の利便性向上を図る連絡メールシステムの導入をはじめICT活用事業などに取り組みました。歳出総額では前年度比5.1%の減となりました。 令和4年度の主な事業 「2050ゼロカーボンシティふくろい」ロゴマークが決定 海のにぎわいプロジェクトキックオフイベント「海プロフェスタ」の開催 「フクロイエキマチフェスタ」の開催 移住交流ポータルサイトの開設 そのほかにも… ・「5330運動」の開始 ・個性診断に基づく絵本照会サービス実証事業 ・ふくろいみらeフェアなど 市民1人当たりの金額  一般会計の歳出額378億3,415万円を令和5年3月31日現在の人口88,278人で割ると、市民1人当たり約428,580円が使われた計算になります。 2 特別会計…特別会計は、国民健康保険や介護保険、駐車場など特定の事業のために、一般会計と区別して使われる会計です。 会計名 予算額 歳入決算額 執行率 歳出決算額 執行率 国民健康保険 80億8,400万円 80億7,759万円 99.9% 79億7,375万円 98.6% 後期高齢者医療 9億1,400万円 9億0,249万円 98.7% 8億9,554万円 98.0% 介護保険 60億4,000万円 60億0,616万円 99.4% 58億7,740万円 97.3% 駐車場 4,500万円 4,236万円 94.1% 4,162万円 92.5% 墓地 6,180万円 6,320万円 102.3% 5,463万円 88.4% 合計 151億4,480万円 150億9,180万円 99.7% 148億4,294万円 98.0% 3 公営企業会計…公営企業会計は、市が公共の利益を目的として企業を経営する独立採算の会計です。一般会計や特別会計と異なり、歳入や歳出の性質によって、事業収益とそれに掛かる費用の「収益的収支」、将来に備えて行う建設事業などの「資本的収支」に分類して予算を編成・執行しています。 水道事業 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率 収益的収支 事業収益 19億1,100万円 19億3,656万円 101.3% 事業費用 16億4,900万円 16億3,158万円 98.9% 資本的収支 資本的収入 03億3,900万円 03億1,969万円 94.3% 資本的支出 10億3,000万円 09億9,501万円 96.6% 利用状況 ▽給水人口…8万8,197人 ▽総配水量…1,113万2,044立方メートル 下水道事業 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率 収益的収支 事業収益 15億6,800万円 15億8,033万円 100.8% 事業費用 15億2,400万円 14億9,849万円 98.3% 資本的収支 資本的収入 25億4,100万円 21億1,560万円 83.3% 資本的支出 29億0,200万円 24億6,043万円 84.8% 利用状況 ▽下水接続人口…3万7,180人 ▽汚水処理水量…402万265立方メートル(公共下水道事業)2万2,176立方メートル(農業集落排水事業) 病院事業(聖隷袋井市民病院) 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率 収益的収支 事業収益 18億3,300万円 18億0,356万円 98.4% 事業費用 18億3,400万円 17億9,799万円 98.0% 資本的収支 資本的収入 00億9,300万円 00億8,890万円 95.6% 資本的支出 01億7,400万円 01億7,248万円 99.1% ※収入が支出に対して不足する額は過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。 利用状況 ▽入院…4万5,457人(1日平均…124.6人) ▽外来…1万484人(1日平均…44.0人) ◎都市計画事業と都市計画税 ◇都市計画税は、街路・下水道・土地区画整理などの事業に充てるために課税される目的税です。また、これらの事業のために借り入れた地方債の償還にも充てられます。 ▽令和4年度 都市計画事業費の合計…19億5,434万円 令和4年度の都市計画事業費と財源内訳 事業費の使用内訳 金額 街路事業 05億0,613万円 下水道事業 06億0,394万円 土地区画整理事業 05億4,374万円 地方債償還 03億0,053万円 合計 19億5,434万円 事業費の財源内訳 金額 都市計画税 13億1,512万円 地方債   2億3,380万円 国庫(県)支出金   3億8,561万円 一般財源 00億1,981万円 合計 19億5,434万円 ◎年度末の市有財産 ◇市が保有している財産の内訳です。 区分 内訳(一般会計) (参考)R3 土地 318万0,896平方メートル 317万7,643平方メートル 建物 24万7,455平方メートル 24万9,356平方メートル 基金積立金 64億8,100万円 65億5,173万円 (市民1人当たり) (7万3,416円) (7万4,466円) 有価証券と出資金 01億0,892万円 01億0,839万円 ◎市が借りているお金 ◇市が大きな建設事業などを進めるために、国や銀行などから借りているお金です。長いものでは30年をかけて市税や料金などで返済していきます。 区分 内訳 (参考)R3 一般会計 310億2,806万円 309億9,553万円 (市民1人当たり) (35万1,481円) (35万2,290円) 特別会計(合計) 000億6,375万円 001億0,075万円 企業会計(合計) 162億3,697万円 162億4,391万円 合計 473億2,878万円 473億4,019万円