P20 もっと身近に 男女共同参画 問 協働まちづくり課 外国人活躍・共生社会推進室 TEL44-3138 3月8日は「国際女性デー」 〜ジェンダー平等について考えてみませんか〜  皆さんは「国際女性デー」や「国際男性デー」を知っていますか?これらは、男女それぞれの役割や権利を考えるとともに、ジェンダーに基づく偏見や不平等に立ち向かうための啓発と行動を促進するために制定された日です。3月8日は「国際女性デー」。皆さんもこれを機会にジェンダーについて考えてみませんか。 ■国際女性デーとは?  国際女性デーは、「女性の素晴らしい活躍と功績、勇気ある行動を称える日」とされ、ウクライナやネパールなどでは、この日を祝日に定めている国もあります。近年では、この日にあわせ、世界の多くの国で記念行事やジェンダー平等について考えるイベントが開催されています。 ■ミモザの花がシンボル  イタリアでは国際女性デーである3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれています。この日に、男性から女性に感謝の気持ちを込めて、ミモザの花を贈る習慣があることに由来し、ミモザの花は国際女性デーのシンボル、そして、花の色である黄色は、シンボルカラーとされています。 ■できることからはじめてみよう  日本では、まだなじみが少ない国際女性デーですが、最近では日本最大級の国際女性デーイベント「HAPPY WOMAN FESTA(ハッピー ウーマン フェスタ)」をはじめ、様々な取組が全国で行われるようになりました。  男女共同参画の推進には、まず、そのことを知り、関心を持つことが大切です。皆さんも3月8日には、イベントの参加に限らず、ミモザの花を家に飾ってみたり、黄色のアクセサリーや小物を身に付けてみたりするなど、手軽にできることを行ってみませんか。きっとジェンダー平等を考えるきっかけになると思います。 ふくろい 懐かしの風景 vol.21 問 生涯学習課 文化財係 TEL23-9264 災害を知らせる「火の見櫓」(見取)  火の見櫓は火災などの災害を素早く住民に知らせるために全国的に建てられたものです。  平成27年に市内の火の見櫓の数を調査したところ18基が残っていました。左の写真は、そのうちの1基、見取地区にあった「見取幕ケ谷の火の見櫓」です。この火の見櫓は、周辺の川会、友永、萱間などのものとよく似たデザインで、戦後の早い時期に作られたものと推測されます。 高さ6・3mとやや小型の火の見櫓ですが、この頃は、まだまだ鉄が不足している時代でしたので、建築資材を集めるのに苦労したそうです。  火の見櫓は地域の目印になる建築物で、当時は子どもたちにとっても絶好の遊び場でした。最上部の火の見台に設置されている半鐘を叩くため、木づちが登り階段に常備してありましたが、よくいたずらで隠されて困ったそうです。  長い歴史を持つこの火の見櫓も、老朽化に伴い役目を終えて、平成28年5月に撤去されました。