P27 もっと身近に 共生社会 問 協働まちづくり課コミュニティ推進室 TEL44‐3107 本コラムは、協働まちづくり課コミュニティ推進室、多文化共生推進課多文化共生係、しあわせ推進課障がい者福祉係が担当します。 みんなで目指そう! 誰もが互いに認めあう「共生社会」  新年度が始まり、新しい環境で生活をスタートした方も多いでしょう。新たな出会いが多いこの時期にぜひ心がけていただきたいのが、「共生」の考え方です。 ■共生の考え方とは?  共生とは、「年齢、性別、国籍や障がいの有無など個々の違いに関わらず、お互いに受け入れ、支えあい、認め合う」ということで、この考え方を実現した社会が、共生社会です。  共生社会は、私たち一人ひとりが共生を意識することから始まります。 ■自分との違いを受け入れよう  私たちの日々の暮らしの中では、様々な人と接します。人はそれぞれ違いがありますが、考え方や価値観など見た目ではわからないものもあります。そういった様々な違いを持った人に出会ったとき、まずはその違いを認め合い受け入れてみましょう。 ■相手の気持ちを考え行動しよう  お互いが、相手の気持ちを想像し、行動していくことが、共生社会の実現への一歩となります。具体的な行動例を参考に、みんなで共生社会の実現を目指し取り組んでみましょう。 具体的な行動例 ◎外国人に対し「日本語がわからない」と決めつけず、簡単な日本語で話しかけてみる ◎「男性には料理は難しい」と思い込まず、料理に挑戦してみる ◎点字ブロックを必要とする方が使えるように、自転車や荷物を置かないよう心がける ふくろい 懐かしの風景 vol.22 問 生涯学習課 文化財係 TEL23-9264 旧駿河銀行袋井支店(駅前)  かつて、国鉄袋井駅に降り立つと正面に旧駿河銀行袋井支店が出迎えてくれました。威厳のあるヨーロッパ風の赤レンガの建物で、いつも多くの人でにぎわっていました。  この建物は元々、大正7年に旧袋井運送会社として建設されたものが、昭和26年から駿河銀行袋井支店となりました。  袋井駅から森町方面に向かう銀座通の入口に位置し、建物の構造は、竹で組んだ骨組みに赤レンガを積み上げた「竹筋レンガ造り」で、東京駅の赤レンガをイメージしたような建物でした。  1階にはお客さんが順番を待つカウンターのほか、机や棚が所狭しと並ぶ事務室があり、銀行員たちが忙しく働いていました。また、2階に続く狭く急な階段を登ると、小さな会議室もありました。  昭和63年、支店は袋井駅前の都市改造事業で駅前広場の西側から東側に移転することとなり、支店は解体されることになりました。この際、解体を惜しむ市民も多く、お別れのセレモニーが開催されました。