P02-05 令和7年度 施政方針(当初予算・主要事業の紹介)  令和7年度(2025年度)の施政方針や当初予算、主要事業の概要を紹介します。施政方針の全文やその他の主要事業は、市ホームページからご覧ください。 問 企画政策課企画調整係 TEL44ー3105   財政課財政係 TEL44ー3159 スマイルシティふくろいの実現に向けて   市は、今年度、市制施行20周年を迎えました。  これまでの歩みを振り返り、市民と共に明るい未来を切り拓いていくため、「変化への適応」と「将来への備えと投資」の2軸を強化し、「チャレンジ&スマイルの地域経営基盤」をアップデートしていきます。 変化への適応 情報を収集、整理、分析する力を強化し、状況の変化を常に正しく捉え、変化に絶えず適応していくことが重要 →市民との建設的な対話と熟慮を重ね、状況の変化に応じて方針の見直しも柔軟に実行できる「しなやかで力強い組織」へ変革 将来への備えと投資 未曽有の人口減少社会に直面する中で、様々なデジタル技術を活用して、サービスの個別最適化を図ることが重要 →財政の健全性を保ちつつ、地域社会全体の力を資源として、市民の幸福度を最大化するため、「人への投資」の充実強化と中長期的な都市基盤整備を着実に推進 令和7年度予算のポイント 明るい未来を拓くチャレンジ & スマイル ふくろい賑わい創出プロジェクト  人口減少社会に適応し、様々な地域課題を解決していくためにも、まずは「しごと」の充実を図ることが不可欠です。  そのため、地域資源を最大限活用し、本市の「稼ぐ力」を向上させる地域産業の活性化や魅力のある働く場の創出に資する、中長期的な都市基盤整備「ふくろい賑わい創出プロジェクト」を着実に推進します。 未来を担う人への投資  将来にわたって、にぎわいがずっと続くまちづくりを進めていくためには、経済社会活動の前提として、全ての市民が個性と能力を発揮し、幸福と生きがいを感じることが出来る多様性があり、包摂的な地域社会の実現が重要です。  そのため、このまちの未来を担う人への投資にも積極的に取り組みます。 令和7年度 当初予算 一般会計 400億9千万円  一般会計予算は、前年度比0.7%増の総額400億9千万円で、7年連続の増・過去最大の予算となりました。 歳入内訳  歳入では、給与所得の増加や企業業績が好調であることに伴い、市税が増となりました。また、国・県からの各種補助金や基金繰入金などにより財源を確保しました。 歳入 400億9千万円 自主財源 51.1%  市税 162億1,413万円 40.4%(7.5%増)  繰入金 14億8,597万円 3.7%(16.5%減)  収入など 27億7,021万円 7.0%(18.8%増) 依存財源 48.9%  国・県支出金 106億5,729万円  26.6%(7.9%増)  地方交付税 31億5,000万円 7.9%(11.3%減)  地方消費税交付金 25億3,700万円 6.3%(14.7%増)  市債(借入金) 19億6,320万円 4.9%(42.6%減)  地方譲与税など 13億1,220万円 3.2%(17.2%減) 歳出内訳  歳出では、産業立地事業費補助金などにより商工費が、ふるさと納税事業などにより総務費が、児童手当や障害者自立支援給付など社会保障の増大に伴い民生費が増となりました。 歳出 400億9千万円  民生費 146億6,867万円 36.6%(4.1%増)  土木費 49億983万円 12.2%(4.3%減)  衛生費 47億5,022万円 11.9%(3.0%減)  総務費 46億1,235万円 11.5%(14.6%増)  教育費 45億8,528万円 11.4%(16.8%減)  公債費 26億9,101万円 6.7%(0.1%減)  消防費 19億2,117万円 4.8%(6.6%増)  農林水産業費 9億6,902万円 2.4%(22.3%増)  商工費 6億244万円 1.5%(73.6%増)  議会費 2億4,085万円 0.6%(3.9%増)  その他(災害復旧費等) 1億3,916万円 0.4%(55.5%減) 会計別予算額 令和7年度の当初予算(すべての会計総額) 641億6,970万円  市の予算を構成する一般会計、特別会計、企業会計の総額は641億6,970万円で、前年度比0.3%の減少となりました。  特別会計は前年度と比べ1.4%の減。うち、国民健康保険特別会計は、被保険者数の減少に伴う療養給付費の減により、4.4%の減となりました。企業会計は前年度と比べ2.9%の減。 うち、下水道事業会計は、管渠築造事業の減少に伴う下水道管路建設改良費の減により、11.3%の減となりました。 会計名 令和7年度当初予算 前年度比 一般会計 400億9,000万円 0.7%増 特別会計 155億7,670万円 1.4%減 国民健康保険 78億5,500万円 4.4%減 後期高齢者医療 12億2,700万円 5.6%増 介護保険 64億0,300万円 1.2%増 駐車場 4,570万円 1.5%減 墓地 4,600万円 4.5%増 企業会計 85億0,300万円 2.9%減 水道 28億8,600万円 2.9%増 下水道 35億3,000万円 11.3%減 病院 20億8,700万円 5.9%増 合計 641億6,970万円 0.3%減 ※1万円未満と小数点以下第2位を四捨五入して表示 明るい未来を拓くチャレンジ & スマイル 令和7年度の主要事業 01 ふくろい賑わい創出プロジェクト ■海のにぎわい創出プロジェクト 新規 1億7,534万円  段床スペースに隣接する海辺の駐車場やシャワー、水洗い場に加え、浅羽体育センターのRVパーク(車中泊施設)、芝生広場などの整備を行います。 ■こども交流館「あそびの杜」整備 新規 9,314万円  遊び・学び・体験が楽しめる子どもの居場所と市民の文化活動を通じたにぎわいの拠点となる「あそびの杜」の整備に向けて、設計業務に着手します。 ■Fukuroi Central Park構想の推進 新規 4億8,890万円  秋田川流域の治水安全度の向上のため、遊水池公園ゾーンについて、遊水池の暫定掘削工事に着手します。 ■(都)森町袋井インター通り線整備 拡充 3,364万円  県や森町と連携し、新設整備区間内の橋梁予備設計などを行います。 ■土橋工業用地開発事業の推進 拡充 2,900万円  企業立地を強力に支援するため、周辺の住環境整備を行います。 ■総合健康センター基本構想の策定 継続 730万円  本市の保健・医療・介護・福祉の将来を見据えた新たな総合健康センターの在り方について、基本構想としてとりまとめます。 02 未来を担う人への投資 ■活力みなぎる産業の担い手育成 拡充 2,130万円  まちなかに「コワーキングスペース」を設置し、創業希望者や市内事業者のチャレンジなどを応援していきます。 ■子育てと教育環境の充実・強化 拡充 2億7,482万円  全国に先駆けた、妊婦向けRSウイルスワクチン接種費用に係る助成制度の創設をはじめ、様々な形で子育て・教育環境の充実・強化を進めていきます。 03 市制施行20周年 ■市制20周年記念式典 新規 738万円 時 11月1日(土)予定 所 メロープラザ 内 市政功労表彰、感謝状贈呈、記念コンサート ※詳細は、秋頃にお知らせします。 ■市制20周年記念事業 新規 798万円 ・アニメコンテンツを活用したシティプロモーション事業 ・クラウンメロン品評会 in 日本平ホテル ・フクロイエキマチフェスタ ・スポーツを活かした地域活性化事業 ・市制施行20周年記念冠称事業 04 第2次総合計画の総仕上げ  令和7年度は、市の最上位計画である「第2次総合計画」の最終年度です。計画の総仕上げに向けて、各政策の取組を推進します。 計画で掲げる6つの政策 @ 子どもがすこやかに育つまちの推進 A 健康長寿で暮らしを楽しむまちの推進 B 快適で魅力あるまちの推進 C 活力みなぎる産業のまちの推進 D 安全・安心に暮らせるまちの推進 E 市民がいきいきと活躍するまちの推進