P18 もっと身近に 共生社会 問 健康長寿課 地域包括ケア推進係 TEL84-7534 認知症になっても、ならなくても、自分らしく 〜オレンジカフェで地域参画〜  皆さんは、認知症に対してどんなイメージを持っていますか。「少し前のことを忘れてしまう」「自宅での生活が難しくなる」と想像する人もいるかもしれません。  しかし、認知症の当事者からは、「常に誰かの助けが必要になるわけではない」「認知症になっても家族や地域の役に立ちたい」というポジティブな声も聞かれます。 ■オレンジカフェで広がるつながり  令和6年に認知症基本法が施行され、認知症になっても住み慣れた地域でその人らしく暮らし続けることができるという「新しい認知症観」が国から示されました。  この考え方を基に、市では、認知症の人やその家族、地域住民などが集まってお茶を楽しむオレンジカフェを市内7か所に設置しています。 ここでは、「支援する人・される人」の関係ではなく、1人ひとりが「地域の担い手」として交流し、認知症の人も一緒に企画や買い出しから参加しています。安心できる居場所ができることで、外に出るきっかけが生まれ、地域の人とのつながりが育まれます。 ■自分らしい暮らしを目指そう  近年、65歳以上の3〜4人に1人が認知症または認知症予備群(軽度認知障害)であるといわれています。  皆さんも、認知症になってからも自分らしい暮らしを続けていくために何ができるのか、自分ごととして考えてみませんか。 ふくろい 懐かしの風景 vol.33 問 生涯学習課 文化財係 TEL23‐9264 「内藤打刃物」(山梨)  県道袋井春野線を北上すると「下山梨上」信号の先に左手に入る路地があります。昭和58年(1983年)頃、その奥に内藤恭次郎さんの営む「内藤打刃物」という鍛冶屋がありました。  薄暗い工場の中では、内藤さんがベルトハンマーを使って鍛冶仕事を行い、奥様が製品の仕上げを担当していました。その仕事内容はまさに、唱歌『村の鍛冶屋』にある歌詞「しばしも休まず 槌打つ響き とびちる火花よ 走る湯玉・・・(略)」のとおりでした。  遠州地方の鍛冶屋は、その地域の産業によって得意とする製品が異なりました。旧佐久間町・旧天竜市の鍛冶屋は林業用の巨大なノコギリが、磐田市・旧福田町の鍛冶屋は田畑で使う鍬、鋤、鋤簾などが主力でした。内藤さんは、市内・森町の農家の人が茶畑で使う刈り込みはさみや、旧浜北市の造園業の人が使う樹木の剪定ばさみが主力の製品でした。はさみの切れ味が素晴らしいことから「遠州の青刃」と呼ばれ、わざわざ浜松市から買いに来る人もいたそうです。  お店は、平成2年(1990年)まで営業していました。