P06-07 20年後を見据えた都市の将来ビジョン 袋井市都市計画マスタープランを策定しました  人口減少や少子高齢化の急速な進行、気候変動による自然災害の増加など、本市を取り巻く環境は大きく変化しています。  こうした変化に適応し、持続可能な形で都市を発展させていくため、策定懇話会での議論や市民との意見交換などを重ね、「袋井市都市計画マスタープラン」を策定しました。 問 都市計画課まちづくり政策係 TEL44ー3194 都市計画マスタープランとは  都市計画マスタープランとは、概ね20年後を見据えた都市づくりのビジョンを示す計画です。土地利用の方針や公園・道路などの施設の在り方をまとめています。 本特集では、「袋井市都市計画マスタープラン」の中から全体構想編(市全体の都市づくりの考え方)と推進方策編(目指す都市像を実現するための取り組みや手順)を紹介します。プランの全編は、市ホームページからご覧いただけます。 全体構想編 〜どのような都市を目指すのか〜  将来ビジョンとして「袋井市が目指す都市像」を掲げて方向性を共有化し、都市の骨格を「将来都市構造図」として描いて空間的に具体化するとともに、実現に向けた方向性や進め方を「基本方針」で示しています。 ◆袋井市が目指す都市像 「変化を捉え 将来へとつなげる持続可能な都市」  リスクの変化に柔軟に対応しながら、コンパクトで利便性が高く、安心して快適に暮らせる、希望の持てる持続可能な都市を目指します。 ◆将来都市構造図  東海道袋井宿の整備以降、人や物の流れによってまちが発展し、明治22年の市町村制の施行で、現在の14コミュニティセンター区域の基礎ができました。  また、東海道に沿う形でJR東海道本線が開通し、JR袋井駅が開設されたほか、国道150号や東名高速道路袋井インターチェンジの開設などによって大都市圏と広域的につながるネットワークが形成され、現在の都市の姿が形成されています。  こうした歴史的な成り立ちを継承しつつ、今後も持続可能な形でまちを発展させていくため、市の中心となるJR袋井駅および市役所周辺や、地域の拠点となる上山梨地区周辺、愛野駅周辺、浅羽支所周辺にまちの機能を集積し、都市間や拠点間をネットワークでつないで14のコミュニティを維持、活性化していく将来の都市の構造を「将来都市構想図」として表しました(P7参照)。 ◆基本方針  将来都市構造図の3つの要素(拠点、ネットワーク、ゾーン)と持続可能性を高める2つの要素(安全・安心、次世代継承)の計5つで基本方針を示します。 1それぞれが補完し合い誰もが健康で快適に暮らせる拠点づくり 今住んでいる場所での生活やコミュニティを維持し、誰もが安心して快適に暮らし続けることができるよう、それぞれがまちの機能を補い合う拠点づくりを進めます。 2 都市間や拠点間を機能的につなぐネットワークづくり 人流や物流の促進による活力の創出と、市が一体となって連携できるまちの形成に向けて、都市間や拠点間を簡単に行き来できる便利で機能的なネットワークを構成します。 3 地域の活力を引き出し新たなにぎわいを生み出す多様なゾーンづくり 本市ならではの豊かな自然、田園や茶畑などの調和を保ちながら、地域が持つ潜在的な活力を引き出し、新たなにぎわいを生み出す土地利用を推進します。 4 様々なリスクに備える安全で安心なまちづくり 安全で安心できる暮らしの確保に向けて、自然災害やインフラの老朽化などの様々なリスクに対して、広い視野と長期的な視点で計画的に備えます。 5 自信と責任をもって次世代へ継承できるまちづくり 先人から受け継がれたまちを、秩序を保って次の世代へ継承できるよう、様々な立場と世代の人が、自信と責任をもって継承していくまちづくりを進めます。 推進方策編 〜どのように進めていくのか〜  目指す都市像を実現するため、地域・事業者・行政などの様々な主体が責任を持って「協働と共創による都市づくり」を進めていきます。  また、土地利用や建築のルールづくり、道路や公園の維持管理と活用を促進する制度など、都市計画に関する様々な手法を組み合わせながら都市づくりを進めていきます。 ◆協働と共創による都市づくりのイメージ 目指す理想の役割 地域 地域の誇りや郷土愛を育み、地域の担い手の育成とともに、地域が主役となって積極的に都市づくりに参加していく 行政 地域の歴史・文化や伝統などを尊重し、地域住民の誇りや郷土愛を高めるとともに、地域が主体となった都市づくりを進められるよう施策を展開していく 事業者 人材、技術や知識などを活用して地域活動への提案や支援を行うことで持続可能で魅力的な都市づくりに貢献していく