P20 もっと身近に 共生社会 問 協働まちづくり課 コミュニティ推進係 TEL44-3107 みんなで支える育児休業 〜働きやすい職場づくり〜  近年、「育児休業を取りたい」と考える男性が増加しています。しかし厚生労働省が実施した調査では、育児休業(以下、育休)の取得を希望する男性が8割を超えているのに対し、取得率は5割にとどまっています。  つまり、希望通りに育休が取れていない父親が多くいる現状があるのです。 ■取りたいのに取れない…男性の育休取得が進まないワケ  男性の育休取得が進まない理由としては次のような理由が多く挙げられます。 ▼「職場に迷惑をかけるのではないか」という懸念 ▼人手不足による業務の負担 ▼前例や制度運用の不明確さ  これらは個人の意識だけの問題ではなく、職場の仕組みや制度の運用など、地域や社会がつくる周囲の『環境』が大きく関わります。そのため、周囲が育休取得に対して理解を示し、職場全体で支え合うことが重要です。 ■育休取得率の向上は職場全体のプラスに  育休は、父親も子育てに関わるための大切な時間です。赤ちゃんの世話をするだけでなく、育児や家事を分担してパートナーを支え、家族の日常リズムを一緒につくる機会でもあります。また、男性が育休を取りやすい職場は採用や定着の面でも強みになります。  働きやすい職場を整えるためにも、制度の周知や代替人員の確保、業務の見直しや最適化など、環境整備を進めることが必要です。企業・自治体・地域がそれぞれの立場で協力し、希望する育休が取りやすい職場・社会を目指していきましょう。 ふくろい 懐かしの風景 vol.37 問 文化観光交流課文化財係  TEL23-9264 静鉄バス「三輪停留所」(笠原)  昔、静岡鉄道バス(現在の秋葉バス)の三輪停留所に、乗降客の少ない割には大きな待合所がありました。古びた見た目でいまにも壊れそうでしたが、地元の人々の手によってきちんと修理がされ、雨風からバスの乗客を守っていました。  この待合所は、元は袋井〜新三俣間(掛川市)を走っていた静岡鉄道駿遠線の新三輪停留所の待合所でした。当時の線路は、県道の西側を流れる三沢川の堤防上を走っていて、この待合所も堤防上の線路脇にひっそりと建っていました。  しかし、1967(昭和42)年に利用客の減少に伴い駿遠線が廃止されると、不用になった待合所を再利用しようと、地元の榑松守さん(元静岡鉄道職員)が中心となり、鉄道の待合所を県道に新しくできるバス停まで人力で運んだそうです。 そして、堤防には撤去された待合所のコンクリートの基礎が最近まで残っていました。運ばれた待合所は、平成に入ってから台風の影響を受けて壊れてしまいました。現在のバス停にあるのは二代目の待合所だそうです。