P08-09 〜お知らせします。袋井市の家計簿〜 平成22年度 決算報告 皆さんから納めていただいた税金や国・県から交付されたお金がどのように使われたかをお知らせします。 平成22年度の一般会計では、予算額310億8,824万円に対し、歳入決算額が310億3,450万円、歳出決算額が300億3,659万円となり、前年度と比べると、歳入は6.0%、歳出は6.4%それぞれ減少しました。 問 財政課財政係 TEL44-3159 一般会計 歳入 では、前年度に比べ、個人市民税が減少し、法人市民税は増加。  全体では、県支出金や地方交付税などが増加し、定額給付金事業の終了などにより国庫支出金が減少となりました。  総額では、前年度比6・0%減の310億3,450万円となりました。 歳出 では、前年度に比べ、子ども手当などにより民生費が増額となりましたが、定額給付金事業の終了により総務費が減少。  終盤を迎えた駅前第二土地区画整理事業と田原田園土地区画整理事業のための支出が減額となったことなどから、土木費も減少しています。  総額では、前年度比6・4%減の300億3,659万円となりました。 市の財政を給料500万円の家計に例えると… 【収入】 ・給料(市税) 500万円 ・親からの支援(地方交付税・補助金など) 360万円 ・借入金(市債など) 141万円 ・繰越金(昨年度残額の繰越金) 33万円 ・その他 63万円 合 計 1,097万円 【支出】 ・食費(人件費) 160万円 ・家族の医療費(扶助費) 149万円 ・光熱水など雑費(物件費・補助費など) 300万円 ・家の増築・改修費(投資的経費) 174万円 ・子どもへの支援(他会計への繰出金) 109万円 ・ローンの返済(公債費) 154万円 ・その他 15万円 合 計 1,061万円 1差引残高:36万円 2貯金残高:241万円 3ローン残高:909万円 ※上記123は、一般会計でいうところの1翌年度への繰越金、 2積立金総額、3市債残高にあたります。 都市計画税の使途 ◇都市計画税は、街路・下水道・土地区画整理などの事業に充てるために課税される目的税です。また、これらの事業のために借り入れた地方債の償還にも充てられています。 ◇平成22年度 都市計画事業費など合計:23億5,394万円 都市計画税が使われた事業と、その内訳(平成22年度) 事業費の財源内訳 国庫(県)支出金 7,568万円 地方債 4億2,940万円 一般財源 8億1,158万円 都市計画税 10億3,728万円 都市計画事業費など 土地区画整理 2億4,293万円 街路 4億0,733万円 下水道 8億0,621万円 地方債償還 8億9,747万円 特別会計 上段:歳入総額 下段:歳出総額 ◇国民健康保険など特定の事業に使われる会計です。 会計名 予算額 決算額 執行率 土地取得 3億円000000 7,099万円 23.7% 6,714万円 22.4% 国民健康 保険 75億1,200万円 76億7,110万円 102.1% 72億5,745万円 96.6% 老人保健 1,800万円 3,710万円 206.1% 1,647万円 91.5% 後期高齢者 医療 5億4,500万円 5億2,233万円 95.8% 5億1,891万円 95.2% 介護保険 44億7,450万円 43億8,311万円 98.0% 43億3,323万円 96.8% 公共下水道 20億9,900万円 20億3,744万円 97.1% 19億9,580万円 95.1% 農業集落 排水 1,750万円 1,824万円 104.2% 1,665万円 95.2% 駐車場 7,760万円 8,072万円 104.0% 7,274万円 93.7% 訪問看護 2,940万円 3,502万円 119.1% 2,723万円 92.6% 合計 150億7,300万円 148億5,605万円 98.6% 143億0,562万円 96.3% 企業会計 ◇市が公共の福祉を目的に企業を経営する独立採算の会計です。 病院 事業 利用状況 ◆入院:05万9,141人(1日平均162.0人) ◆通院:13万1,480人(1日平均541.1人) 会計名 区分 予算額 決算額 執行率 収益的 収支 事業収益 55億7,652万円 58億7,378万円 105.3% 事業費用 56億8,100万円 55億8,494万円 98.3% 資本的 収支 資本的収入 467万円 469万円 100.4% 資本的支出 2億6,000万円 1億8,793万円 72.3% 水道 事業 利用状況 ◆給水戸数:3万2,057戸  ◆給水人口:8万4,075人 ◆総配水量:1,181万3,736立方メートル 会計名 区分 予算額 決算額 執行率 収益的 収支 事業収益 15億4,400万円 14億1,174万円 91.4% 事業費用 15億4,400万円 14億4,235万円 93.4% 資本的 収支 資本的収入 1億2,500万円 7,677万円 61.4% 資本的支出 7億7,500万円 6億6,907万円 86.3% ◇金額は、すべて税込みです。病院事業会計・水道事業会計とも、資本的収入が資本的支出に不足する額は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。 市有財産(一般会計) ◇土地  ◇建物  ◇基金などの積立金  市民1人当たり ◇有価証券と出資金 253万3,375u 21万4,928u 68億1,682万円 7万8,478円 1億0,868万円 市が借りているお金 ◇一般会計   市民1人当たり ◇特別会計(合計) ◇企業会計(合計) 257億0,006万円 29万5,872円153億6,827万円 54億5,099万円 ◎一般会計では、市民1人当たり345,797円が使われました 納めていただいた市税 162,827円 固定資産税 78,897円 法人市民税 16,390円 市たばこ税 05,844円 入湯税 0 155円 個人市民税 47,479円 都市計画税 11,942円 軽自動車税 02,120円 使われたお金  345,797円 民生費 82,258円 公債費 50,136円 教育費 38,706円 衛生費 61,655円 土木費 49,493円 総務費 34,242円 そのほか、消防費など 29,307円 ※1人当たりの金額は、平成23年3月31日  現在の人口(86,862人)で割ったものです。 ■財政健全化判断比率 ●実質赤字比率…普通会計(一般会計と土地取得特別会計を合わせた会計)での赤字の比率 ●連結実質赤字比率…普通会計と公営事業会計を合わせた全会計での赤字の比率 ●実質公債費比率…普通会計や公営企業会計などの借入金返済額の比率 ●将来負担比率…全会計が将来負担すべき実質的な負債残高の比率 ●資金不足比率…各公営企業会計での事業規模に対する資金不足額の割合 ◇上のグラフは、地方公共団体の財政経営の健全度合いを表す「財政健全化判断比率」により、袋井市の財政経営の健全化度合いを示したものです。 ◇袋井市はどの指標でも健全化の基準以下であり、市財政は健全な状況といえます。