P24-25 袋井を 歩こう 歩くのに気持ちがいい季節です 歩くことで今まで気付かなかった、 新しい発見があるかもしれません あなたのとっておきスポットを 見つけてみませんか ■秋葉神社へ続く常夜燈(地図A)  市役所から東へ小道を行くと、小さな木造の建物が目にとまります。秋葉山常夜燈です。瓦ぶき屋根の飾りは、本来は雨もりを防ぐためのもののようですが、装飾や魔よけの意味もあり、形も様々です(写真は魚の形)。ほかにどんな形があるのか興味をひきます。 常夜燈の豆知識  江戸時代、火伏せの神として秋葉神社は信仰を集め、地域の火防や秋葉詣での守り神として常夜燈が建てられました。市内には40基ほどが残っており、木造瓦ぶきのもの、自然石を加工したもの、ブロック造りのものなどがあります。 ■三川に多く残る火の見やぐら (地図B)  市北部、三川地域の中央を流れる敷地川。その川にかかる友永橋のたもとに、ひっそりと火の見やぐらが建っていました。見上げると、りりしい半鐘が一つ。そのたたずまいが、なんとも歴史を感じさせます。  三川里山散策コースとして、市の発行するウオーキングマップでも紹介されており、土手沿いをのんびり歩くのも、また点在する神社めぐりをするのにも、よいコースです。  大谷橋のたもとには、トイレ・水飲み場完備のウオーキングステーションもあり、敷地内にも半鐘がありました。こちらは、より近くに半鐘を見ることができます。 火の見やぐらの豆知識  その昔、火災・風水害などを住民に知らせるため、監視塔として活躍していた火の見やぐら。いまでは同報無線にとってかわり、その姿は年々減ってきています。現在市内では、10数基が残されており、その約半数が三川地区にあります。それらは、現在も防火週間の際に使われています。 ミニクイズの答え 正解はB友永(萱間から友永をのぞむ風景) ■千鳥ヶ谷池(地図C)  紅葉の名所、油山寺のほど近くに位置する千鳥ヶ谷池。緑豊かな池のほとりは、約1qの散歩道になっています。  県内の優れた水辺を選定する「みずべ100選」にもなり、おすすめの場所です。  なお、自動車などで移動する際には、一部道が細くなっていること、案内看板を見落とさないようにするなど、気を付けてお出掛けください。 こんなものも見つけました 健足の道 「人の健康、足にあり」 油山寺内にある青竹の道を歩いて、足の疲れをいやしましょう。 旧陸橋に残る弾こん 戦争中の戦闘機からの銃弾のあとが、数箇所残っています。橋の架け替えにより、弾こんの残る橋げたの一部分が橋の北側に保存されました。 給茶スポットマーク このマークがあるお店では、マイボトルに給茶してくれます(有料)。 エコですね。 【観光案内所に行ってみよう】  普段は県外や市外の方が多く訪れるという、駅前の観光案内所を訪ねました。 Qこの季節におすすめめの場所と、ウオーキングマップについて教えてください。 A紅葉のきれいな油山寺や、池のほとりを気持ちよく歩くことができる千鳥ヶ谷池がおすすめの場所です。  また、市内を楽しく歩くために作成した「ウオーキングマップ」は、全部で13冊あります。観光案内所の入口と、市役所3階の産業振興課にもありますので、ぜひご利用ください。 ☆ミニクイズ 右ページタイトルの背景写真に使われている場所はどこでしょう? @深見 A梅山 B友永 答えは24ページ下 市民編集長がお伝えします Citizens'Eye 市民編集員のひとこと 駅前ロータリーのベンチに、石の猫が日なたぼっこをしていましたよ。 小関裕子、谷口史恵