P22 原田市長の散歩道 「もっと住み良いまちに」  私の東隣の家で、先月上旬に女の子が誕生し、西隣の家には、小学生2人と幼児がいる。夏休みになってからは、南側の公園で遊ぶ子どもたちの元気な声が朝早くから聞こえて、気持ちのいい1日が始まる。  全国的には、少子化が進み、人口が減っている中で、袋井市は、人口が増え、65歳以上の人が総人口に占める割合を示す高齢化率も18・6%と、今年4月には、県下で一番低くなった。  若い人が多く、子どもが増えると、元気なまちになり、うれしいが、小学校の教室が不足し、保育園に入れない子どもも多くなる。  各市の市長が集って、小学校の統合や廃止が話題になっている席で、最近の10年間で3つの小学校の校舎増築が必要になったことを話すと、みんな驚く。  保育の面でも、今春開園した愛野こども園や、来春開園の袋井あそび保育園、さらには、保育ママ制度、幼稚園の預かり保育の延長や夏休み期間などの預かり保育を実施しても、年々入園希望者が増えるので、まだ不足気味だ。  子どもたちが増え続けているのは、関係者のご尽力で、区画整理事業や宅地造成が進んで、そこへ大勢の若い夫婦が移り住んできたからである。  東洋経済新報社が毎年行っている「全国住み良さランキング」でも、昨年、本市は人口一人当たりの公園面積が広いことなどが評価され、全国の市のうち、28位で、県下ではトップになった。  エコパをはじめ、太田川や原野谷川に河川公園が数多くあって、高齢の方はもとより、週末には、子どもたちがスポーツを楽しんでいる様子を各所で見ることができる。  これから、もっと住み良い市になるためには、このようなハード面の整備に加えて、若い人たちの意見が市政に反映されるシステムがあることが必要と思う。そのスタートとして、意見を交換する機会を多く持ちたいと思っている。  子育てや仕事に忙しい若い人たちにとって、時間を生みだすことは難しいかもしれないが、未来を担う子どもたちのためにも、市政に参加して、一緒になって、本当に住み良いまちをつくっていこう。 季節の健康レシピ 「もう1品欲しい」そんな時におすすめ! ヘルシーなおかず しらたきと干し桜エビの炒り煮 ●材料(5人分) しらたき 250g 干し桜エビ 10g チンゲンサイ 1/2株  だし汁 1/2カップ  しょう油  小さじ2  みりん 小さじ2  ごま油 大さじ1 毎月19日は、 『食育の日』 ●作り方 @しらたきは、ゆでて食べやすい長さに切る。  チンゲンサイも食べやすい大きさに切る。 Aフライパンにごま油を熱し、しらたきとチンゲンサイをいため、全体に油がまわったら、干し桜エビとAを加え、汁気がなくなるまで煮る。 ●栄養価(1人分) エネルギー42kcal/たんぱく質1.8g/脂質2.5g/カルシウム99mg/   鉄0.4mg/ビタミンC5mg/食物繊維1.7g/塩分0.4g ●薬膳まめ知識 しらたきは、体の熱を冷まし、便通を良くする働きがあります。腸の健康維持にピッタリです! 表紙のことば  6月29日、浅羽中学校で、外部講師を招いて実技や講話を受ける「浅中DAY!」が行われました。  今回の講師は、浅羽中学校の卒業生で、全日本大学野球選手権では、チームをベスト8に導いた愛知学院大学野球部4年の浦野博司投手です。  浦野投手は、高校時代からバッテリーを組む清水翔平捕手(同大学4年)とともに来校。力強い投球練習の披露をはじめ、浅羽中野球部員との対戦を行ったり、中学や高校時代を振り返り、夢の実現に向けたアドバイスを話したりしました。  ■市民の動き(平成23年7月1日現在)  人口/86,915人(前月比−66人) 世帯数/31,053世帯(前月比±0) 袋井市の木・花・鳥のイメージデザイン 市の木:キンモクセイ 市の花:コスモス 市の鳥:フクロウ 市の木・花・鳥それぞれの特徴を見やすくシンプルに表現し、「FUKUROI」の「F」を図案化しました。