浅羽要衛武(1832~1913)
1854年(嘉永7年)の安政の大地震で、大きな被害を受けた地域を復興させるために、当時アメリカへ高値で輸出されていたお茶に目をつけ、栽培を推奨しました。
明治時代に入ると、お茶は、日本を代表する輸出品となり、茶業は、地域を支える大きな産業に成長。浅羽の茶業の基礎を築きました。
また、明治14年、「浅羽開明社」を設立。地域の金融機関として、地域の産業を支えました。そのほかにも、水田の開墾、学校の建設、道路整備など、農民の豊かな暮らしの向上に力を尽くしました。
(袋井市 市勢要覧:「郷土の偉人」より抜粋)
改正地券
一般的な土地所有証である地券