名倉太郎馬(1840~1911)
彦島は、3つの河川が合流し、水害が頻発する地域でした。
明治5年、自分の所有する水田50アールを実験田として提供し、けいはん改良を試みました。この改良実験で、水利確保や耕作に便利で、収量増加にも大きな効果があることを示し、村内35.8ヘクタールのけいはん改良事業を一気に成し遂げる契機を提供しました。
これは、日本で初めての耕地整理事業の成功だといわれています。
(袋井市 市勢要覧:「郷土の偉人」より抜粋)
田原彦嶋の耕地整理