着衣着火の対処法!!(ストップ、ドロップ&ロール)

更新日:2021年05月31日

着ている洋服に着火したらどうする??

自分が着ている洋服に火が燃え移ってしまうことを着衣着火(ちゃくいちゃっか)と言います。きちんとした対処法を知らないと火を消せないどころか、かえって炎が大きくなってしまいます。火を消すことができずに亡くなる方も少なくありません。

料理やバーベキュー、花火など、私たちの生活に「火」は欠かせないものです。しかし、言い換えると着衣着火はいつ起こってもおかしくありません。

ここで紹介する消火方法は、アメリカの消防士たちが考えて日本でも徐々に広まりつつある対処法です。

アメリカでは『ストップ、ドロップ&ロール』(止まって、倒れて、転がって)という合言葉をキーワードに、子供のころから着衣着火への対処法を教育しています。

絶対に走らない!!

自分が着ている洋服に火が燃え移ってしまった時には、慌てて走っては絶対にいけません!!

走ると風が起こり、かえって火の勢いが大きくなります。

1.ストップ!!(止まって)

火の勢いを大きくさせないために、ずはその場に止まってください!!

2.ドロップ!!(倒れて)

地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押しつけるように。体と地面をくっつけます。

体と地面の間にできるだけすきまができないようにしてください!!

3.ロール!!(転がって)

地面に倒れたまま左右に転がります。転がることで洋服についた火を窒息(ちっそく)消火させます。

両手で顔を覆うようにして顔へのやけどを防ぎましょう!!

万が一、やけどを負ってしまった場合には、流水で冷やしましょう。救急車を呼ぶ必要がある場合には、待っている間も流水で冷やし続けましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

袋井消防署

〒437-0012
静岡県袋井市国本2907
電話:0538-42-0119
ファクス:0538-43-5751
メールアドレス:shobo-f@city.fukuroi.shizuoka.jp
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