高齢者注意!ヒートショック

更新日:2021年05月31日

寒い冬!!高齢者のヒートショックに注意!

寒い季節になると、一日の終わりにあたたかいお風呂でゆっくり身体をあたためたいという方が多いと思います。そんな中、特に高齢者の皆さんに気を付けて欲しいヒートショック。皆さんご存知でしょうか?

ヒートショックとは

冬の時期、暖房の効いたあたたかい部屋と、暖房のない部屋(脱衣所、浴室、トイレなど)との温度差が10℃以上になることはまれではありません。

そんな中、あたたかい部屋から寒い部屋への移動、入浴時、寒い浴室から熱い湯船へ移動などをすると、短時間に急激な温度変化が生じます。すると体内では、急激な血圧の変化を引き起こし心筋梗塞、脳出血、脳梗塞、脳貧血などを発症する原因となります。このような症状をヒートショックといいます。特に高齢者は血圧変化を起こしやすく、体温を維持する生理機能も低下していますから注意が必要です。

風呂

予防、対策方法

予防・対策として部屋と部屋の温度差をなくすことが重要だとされています。

ヒートショックを防ぐ為に家族で協力して対策に努めましょう。

家族

1.脱衣所と浴室はよく温めておく

脱衣所と浴室の温度差をなくすことでヒートショックの予防・対策になります。

脱衣所には暖房器具、浴室は浴室暖房を積極的に使用し、入浴前に部屋同士の温度差をなくしましょう

浴室暖房がない場合は、お湯を床にまくだけでも浴室をあたためることができます。

2.いきなり湯船に入らない

いきなり湯船に入ると急激な温度差からヒートショックが起こりやすくなります。               

まずは手や足、続いて体の中心にお湯をかけ徐々にあたためていき、最後に湯船に入りましょう。

これにより、体に負担をかけずに済みます。

3.入浴前に一杯の水を飲む

入浴時はたくさんの汗をかきます。汗をかいたことによって体内の水分が失われ、脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなります。

喉が乾いていなくても入浴前にコップ一杯の水を飲みましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

袋井消防署

〒437-0012
静岡県袋井市国本2907
電話:0538-42-0119
ファクス:0538-43-5751
メールアドレス:shobo-f@city.fukuroi.shizuoka.jp
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