ハチの駆除について

更新日:2021年06月30日

ハチやハチの巣の駆除について

ハチは春先から秋にかけて活動する昆虫です。 市ではハチやハチの巣の駆除にかかる費用の助成は行っておりません。

個人の建物や敷地に作られた巣を駆除する場合には、土地の所有者又は管理者が業者に駆除を依頼するなどの対応をお願いします。 市では専門業者を紹介しておりますが、

土地の所有者又は管理者が直接専門業者へご連絡いただくことになります。専門業者をご利用になる場合、巣の出来ている場所やハチの種類等によって金額に差がある場合がありますので、あらかじめご注意ください。

公園、道路等の公共の場に巣ができている場合は、それぞれの管理担当部署にお問い合わせください。

ハチの種類と特徴

ハチには、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ、クマバチなどの種類があります。

スズメバチ

スズメバチの中でもよく見られるのはコガタスズメバチです。体長はおよそ2~4センチメートル、黒色に黄斑があります。攻撃性が強く、巣に近づくとアゴをカチカチと鳴らし、警告します。

4月~6月ころ

越冬に成功した女王バチが1匹で巣作り・産卵・子育てを始めます。この時期の巣はお酒のトックリを逆さにした形が特徴です。

6月~秋ころ

働きバチが羽化すると、巣は急速に大きくなり、球形でマーブル模様が見られます。女王バチは産卵に専念する一方、働きバチの数は増え、攻撃性が増します。

秋~冬ころ

新女王バチが生まれ、土の中や朽木の中で越冬します。それ以外の働きバチ等は死に絶えます。巣は空になり、翌年再利用されることはありません。

アシナガバチ

体長は2センチメートル前後で、スズメバチに比べてスマートな体形です。長い後ろ足を垂らしながら飛びます。 基本的にはおとなしいハチですので、刺激を与えない限り攻撃してくることはありません。 巣はお茶碗をひっくり返したような形で、下から見上げるとシャワーヘッドのように穴がたくさんあり、それぞれが6角形の巣穴になっています。 スズメバチ同様、秋~冬にかけて働きバチ等は死に絶えます。巣の使用は1年限定で、翌年再利用されることはありません。

ミツバチ

体長は1センチメートル程度でずんぐりした体形をしています。 性格はおとなしく、刺激を与えない限り人を刺すことはありません。ミツバチ特有の現象として、春先から初夏にかけての「分封(ぶんぽう)」があります。

分封とは

新女王バチの誕生後の巣別れの際に起こる現象。 旧女王バチが一部の働きバチを引き連れて、新たな巣に適した場所を探して木の枝等に群がる状態をいう。無数のハチが群がるが、必ずしもその場所に巣を作るわけではない。一時的な休憩の場合もあり、数時間~数日程度で移動することが多い。 ハチの塊を見て恐怖を感じる人も多いが、分封時の攻撃性はかなり低い。

ハチに刺されたら

巣が近くにある場合は巣から離れて下さい。傷口は流水で洗い流し、氷等で冷やしながら直ちに医療機関を受診しましょう。その際は以下の項目を把握しておくと良いでしょう。

  • ハチの種類(大きさ)
  • 刺された部位(数)
  • 刺されてからの時間

気分が悪くなったり、意識がもうろうとするような症状(アナフィラキシーショック)が起こり、場合によっては死に至ることもあります。そういった症状が少しでも見られる時は直ちに救急病院にかかりましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

環境政策課環境衛生係

〒437-8666
静岡県袋井市新屋1-1-1
電話:0538-44-3115
ファクス:0538-44-3185
メールアドレス:kankyou@city.fukuroi.shizuoka.jp
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