袋井市文化振興計画
袋井市では、文化の持つ力を活かし、市民一人ひとりが心の豊かさやまちの活力を実感できるよう、市の文化振興の方向性を示すとともに、文化振興施策を効果的に推進するため、「袋井市文化振興計画(令和5年度~令和12年度)」を策定しました。
基本理念(目指す姿)
「文化のちからで誰もが心豊かに暮らすまち ふくろい」
文化は、人々の心を耕し、育み、健やかな人間形成に寄与するものであるとともに、日々の生活に潤いや豊かさを与えてくれるものです。また、人と人を結び付け、市民の社会参加や相互理解を促進し、まちの活性化にも寄与するものです。
そのため、年齢や障がいの有無、国籍、経済的な状況に関わらず、誰もが文化に触れることができることが大切です。市民の誰もが日々の暮らしの中で多様な文化に触れることで、文化の持つ力を享受し、心豊かに生活できることや、魅力的で活力のあるまちの形成を目指します。
基本方針
1 子どもたちが文化に親しむ機会の充実 ~触れる・育む~
子供たちが心豊かに成長するとともに、文化に興味を持ち、次世代の担い手となるよう幼少期から文化に親しむ環境の充実を図ります。
施策1:子どもたちが多様な文化を楽しむ機会の充実
幼少期から文化を身近に感じることができるよう、演奏会・演劇・美術作品など 様々な文化を鑑賞する機会を充実させます。また、文化活動の楽しさを知り、興味を持つことができるよう様々な体験ができる場を提供します。
施策2:子どもたちの表現の場の創出
文化施設や地域などと連携し、子どもたちの文化活動の発表の場を充実させます。また、学校や地域などと連携を強化し、文化活動が継続的に行われる環境づくりに努めます。
2 多彩な文化活動の促進 ~伝える・つながる~
誰もが文化の持つ力を享受するとともに、文化で人と人がつながり、それぞれの活動が活性化するよう、多彩な文化活動の促進を図ります。
施策1:誰もが文化に親しめる環境づくり
身近な場所で文化を楽しむことができるよう、文化施設をはじめ、各地区のコミュニティセンターなどで気軽に文化に触れる機会を提供するとともに、誰もが自由に文化活動に参加できる環境づくりに努めます。また、文化活動団体等が主体的に行う活動を継続的に支援します。
施策2:文化施設の効果的な活用
月見の里学遊館では、音響に配慮されたホールやワークショップルーム、隣接する月見の里公園などを活用し、芸術性の高いものから誰でも楽しめるものまで幅広い事業を実施します。また、メロープラザでは、座席がフラットになる多目的ホールやものづくり工房、調理室などを活用し、多彩な市民活動でにぎわいと交流を創出します。
施策3:効果的な情報発信
より多くの人たちに講座やイベントなどの情報が届くよう、広報紙やSNSをはじめとした様々な媒体で情報を発信します。
3 文化を活かしたまちづくり ~活かす~
活力あるまちを維持し、市民が快適に暮らしていくために、文化を活かしてまちの魅力を向上させるとともに、文化を通じた交流が促進されるよう他分野や関係団体等との連携を強化します。
施策1:関連分野との連携の促進
文化と他分野が相互に効果を高められるよう連携を図り、文化に関する取組を推進します。
施策2:市民、団体、行政等の連携や交流の促進
文化を通じた交流により生まれたにぎわいを地域の活性化につなげるため、市民や団体などとの連携や交流を促進します。
計画の詳細はこちらをご覧ください
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更新日:2023年03月23日