レーダー技術等を活用した農業用排水路の劣化状態診断方法の検証結果
当市の「農業用排水路の劣化診断を効率的に行う」という課題を解決するため、株式会社防災AIに実証フィールドを提供し、衛星写真とドローン空撮で判定した劣化状況の結果を共有していただきました。
実証実験の概要
実験の期間
令和6年10月~令和7年9月(1年間)
実証実験実施事業者
株式会社防災AI(浜松市中央区)
実証事業名称
レーダー技術等を活用した農業用排水路の劣化状態診断方法の検証
実証実験の内容
実証実験の目的及び手法
市内の農業用排水路の劣化状態診断のため、サンプルとして約1kmを対象に、次の内容に取り組んだ。
- ロボットやドローン、人工衛星を基盤とする AI ソリューションを活用する。
人工衛星画像やドローンを活用するとともに、人工衛星画像やドローンによる確認が困難な水路は、水路内部の走行が可能な自動運転ロボットで水路内部の映像データを取得する。 - AI 技術を活用し、劣化状態の把握及び分析を行う。
画像時系列データ分析、劣化施設の特徴の比較分析を通じて、劣化の有無を判断する。コンピュータビジョン AI を活用して劣化の有無を判断する学習を実行する。
実証の結果
当初は、現在販売されている衛星画像データの解像度でも解析が可能だと想定していたが、多くの農業用水路において約30cm四方の解像度では不十分で、異常を判定するには更に解像度の高いデータが必要であることが分かった。
衛星画像データの解像度不足の課題に対し、低高度ドローンによる撮影とAI技術による画像判定を活用することで、通水状況を高精度で識別でき、水路に破損等がある箇所の特定に成功した。
このことから、ドローン映像とAI技術の活用は、農業用排水路の破損等を効率的に特定する手段として有効であることが確認できた。


参考資料
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更新日:2026年03月31日