農業生産工程管理(GAP)のすすめ

農業生産工程管理(GAP)とは
GAP:Good Agricultural Practiceの略で、農業生産活動の各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行うことによる持続的な改善活動のことです。

 安全な農産物を求める消費者の声にこたえることができます。
 記録をもとに、農作業の改善につなげられれば、コスト低減や品質向上につながります。
 取組みをPRすることにより、産地の評判が高まります。

農産物の安全性を確認する方法には、「結果管理」と「工程管理」の2通りがあります。

1. すべての収穫物を検査する。
2.  約500種類の農薬の検査だけでも、かなりの費用が必要となり、実質的に不可能です。

1.  農作業の各工程を記録・点検する。
2. 点検項目にしっかりと取り組むことで、安全な農産物が生産できます。
    記録を残せば、消費者や食品事業者への説明や問題が起こったときの原因究明に役立ちます。
    費用はあまりかかりません。

肥料や農薬の使用を生産履歴記帳などで記録していれば、それをベースに取り組むことができます。

農作業の計画を立て、チェックリスト(点検項目)を定めます。

チェックリストを確認し農作業を行い、記録します。

記録を点検し、改善できる部分を見つけます。

改善すべき点を見直し、次回の作付けに役立てます。

さらに詳しく知りたい方は、農業生産の工程管理(GAP)のホームページをご覧ください。