農業経営改善に取り組んでみましょう

 この指標は、農業者が経営改善に必要な取組の実施状況や経営データを自らの手でチェックすることで、経営マインドの向上や経営内容の改善を促し、ひいては農業所得の向上等に資することを目的としており、次の3点の資料から構成されています。

 農業経営の発展に欠かせない経営管理、生産、販売、財務、労務等に関する14の取組について、農業者が自らの現在の取組状況を確認することで、確実な実践を促すことを狙いとするものです。

 農業経営の基本となる労働力、農地、生産、財務について税務申告書等を活用しながら自ら記入することで、経営の現状と目標を数値の形で客観的に把握することを狙いとするものです。

 「取組指標」、「技術指標」、「財務指標」の3つの指標により、現在の経営状況の評価を行い、経営発展の方向性と目標達成への道筋を明らかにすることを狙いとするものです。

 上記の資料は「経営改善実践システム」にて入力していただけます。

「経営改善実践システム」は、農林水産省がホームページ上に公開しているものです。
 農業者が経営の自己チェックをするためのツールとして供用されていますので、農業を営む方は、どなたでもご利用になれます。
 ご自身の経営状態をチェックし、経営方針を検討する上での参考にして下さい。

 特に、認定農業者、認定新規就農者の方につきましては、自己チェックを毎年行うこととされております。

1.「新たな農業経営指標」（外部リンク：農林水産省ホームページ）にアクセスし、「経営改善実践システムPC版」をダウンロードします。
2.基本情報を登録し、IDとパスワードを取得します。
3.ログインし、経営改善のためのチェックリスト（「取組状況」と「改善の優先度」）を入力します。
4.経営データ（労働力、農地、生産・販売、財務）を入力します。
5.評価結果シートが出力されます。

詳しくは下記パンフレットをご覧ください。