農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想

更新日:2022年04月21日

平成18年4月に策定した「袋井市農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」(基本構想)について、法改正による県の基本方針の改正に伴い令和4年3月に変更しました。

袋井市は、中遠地域のほぼ中央に位置し、恵まれた自然環境や交通条件と長年培われた技術を活かし、温室メロンや茶、米を主体に、野菜や花卉、畜産など、多彩な農業を展開しています。
本市の農業の生産力を維持向上させていくため、企業的な経営感覚を持って意欲的な経営を行う農家や組織など、先進的な経営体を育成し、農業の相当部分を担うことのできる仕組みを構成する必要があります。
袋井市は、農業が職業として選択し得る魅力とやりがいのあるものとなるよう、将来(概ね10年後)の農業経営の発展の目標を明らかにし、効率的かつ安定的な農業経営を育成します。

 

基本構想とは

 市町村が、都道府県の策定する基本方針に即し、地域の実情を踏まえて策定する当該市町村の農政推進のための目標を取りまとめたもの。

計画内容

  1. 農業経営基盤の強化の促進に関する目標
  2. 農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様等に関する営農の類型ごとの効率的かつ安定的な農業経営の指標
  3. 効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農用地の利用の集積に関する目標その他農用地の利用関係の改善に関する事項
  4. 農業経営基盤強化促進事業に関する事項

計画内容の中には、認定農業者の基準の目安として、以下のような項目も明記されています。

  • 年間農業所得:1経営体当たり800万円程度(主たる農業従事者1人あたり400万円程度)
  • 年間労働時間:2,000時間(主たる農業従事者1人あたり1,800〜2,000時間程度)

主な変更点

  1. 効率的かつ安定的な農業経営の所得目標(認定農業者)に「主たる従事者1人あたりの所得目標」を追記
  2. 農地利用集積円滑化事業の農地中間管理事業への統合一体化を踏まえた記載見直し
  3. 効率的かつ安定的な農業経営の基本指標(認定農業者)の修正・見直し
  4. 今後10年を見据えた効率的かつ安定的な農業経営が地域の農用地の利用に占める面積シェアの目標を修正

袋井市農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想(R4.3)(PDFファイル:678.7KB)

 

この記事に関するお問い合わせ先

農政課農業振興係

〒437-8666
静岡県袋井市新屋1-1-1
電話:0538-44-3133
ファクス:0538-44-3153
メールアドレス:nousei@city.fukuroi.shizuoka.jp
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