サビ色の沈殿物や油膜のようなものが浮いている水路を見かけたら

更新日:2024年12月05日

水路や河川にサビ色の沈殿物が堆積していたり、虹色に光る油膜のようなものが浮いていることがあります。

油等の危険なものや汚れたものが流出しているように感じるかもしれませんが、自然由来の「鉄バクテリア」によるものかもしれません。

鉄バクテリアとは

鉄バクテリアは、二価の鉄イオンを酸化する際に得られるエネルギーで活動する土壌中に広く生息する細菌です。

二価の鉄イオンが酸化されて水酸化第二鉄が生成されると、サビ色の沈殿物や水面に被膜(酸化被膜(鉄バクテリア))が発生しますが、鉄バクテリアによって作られたものは、有害なものではありません。

サビ色の沈殿物 酸化被膜
サビ色の沈殿物 酸化被膜

 

油の流出の場合

油が水路や河川に流出した場合は、油のにおいがします。

また、油膜は棒などでつついても変化しません。

※鉄バクテリアの被膜は、棒などでつつくと割れて元に戻りません。

油による油膜
油による油膜

 

油の流出を発見したら

鉄バクテリア由来の被膜ではなく、油の流出を発見した場合は、環境政策課(0538-44-3115)に連絡をお願いします。

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