正福寺梵鐘
正福寺の梵鐘について
本堂前に置かれ、室町時代後期の通形の梵鐘で、龍頭の鱗の表現に特徴があります。また、縦帯の線が細く横帯を太くして差を付けていて、口縁に見られる駒の爪は極めて小さいものとなっています。
銘文によると、この鐘は最初遠州橋本(湖西市浜名)教恩寺にあったもので、文明6年甲午(1474)3月5日に鋳物師の藤原次守によって鋳造されたことがわかります。また、天正12年(1584)2月8日に、買い取られ正福寺に移されたことが追銘されています。

梵鐘正面
梵鐘側面
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更新日:2022年07月14日