静岡理工科大学との連携

更新日:2023年09月01日

包括連携協定の締結

 人口減少や少子高齢化をはじめ、グローバル化・情報化社会などが進展する中、 地域の活性化や質の高いサービスがより一層求められることから、袋井市と静岡理工科大学は、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的に、平成25年6月「包括連携に関する協定」を締結しました。地域産業の活性化をはじめ、地域防災・健康づくり・環境保全・ICTなど、様々な分野において連携した取組を行っています。

調印式の写真

令和5年度の取り組み

地域学講座「袋井の海といきる ~持続可能な環境づくり~」

袋井市が策定した海のにぎわい創出ビジョンを基に、学生20人が研究テーマ「環境」「防災」「にぎわい」の中から興味を持ったテーマを選択し、市内でのフィールドワークを通して、海岸付近の現状と課題を確認しました。

グループワークでは、学生ならではの発想を生かした企画・提案が行えるよう、市役所の若手職員が サポートを行い、最終日には集大成として、研究成果を発表しました。市が取り組む海のプロジェクトに関する提案を行うことによって、地域に関心を持つきっかけをつくり、袋井への愛着形成に繋げることができました。

 

主なフィールドワーク先:渚の交流館 津波避難タワー、湊東地区命山、袋井市郷土資料館、浅羽体育センター周辺、同笠海岸と防潮

ふくろいの海
グループワーク

令和4年度の取り組み

地域学講座「お茶×こと→モノ消費」

地域課題の解決策を研究する中で、袋井市について興味をもち、また、地元学生の人材育成につなげることを目的に地域学講座を実施しました。

フィールドワークとして市内2軒の茶農家を訪問し、お茶摘み体験や茶刈機乗車体験、農家さんとの意見交換を行いました。現地で見聞きしたお茶を取り巻く現状から、新たな消費者を獲得するため、学生の視点から課題解決に向けた取り組みを考え、最終日には訪問した農家さんへのプレゼンテーションを行いました。

学生からの提案事項を地域へ共有するだけでなく、地域課題解決や地域資源の活用に向けた取り組みを、官民学で展開できるようなきっかけづくりに取り組むことができました。

お茶農家さんからの話
グループワーク発表

令和3年度の取り組み

地域学講座「ふくろい茶の振興」

「お茶」をテーマに、地域で活躍する生産者との交流・フィールドワークを通じた袋井市の魅力の体感の2点に重点を置いて取り組みました。学生は、大規模化/高級・ブランド化など、4つの項目について検討。フィールドワークでお茶農家へ訪問し、市内の茶農園と工場の見学、事業者からの講義を経て、生産工程や販売のノウハウを学び、最終日にお茶の振興に繋がる取り組みを提案しました。

従来の学校+行政に加え、地域の生産者も加わり授業を構築することができ、フィールドワークの充実により、アルバイトをしてみたいという学生もいるなど、地域との繋がりのきっかけとなりました。

お茶農家さんからの話
コロナ禍での発表会

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策課社会連携推進係

〒437-8666
静岡県袋井市新屋1-1-1
電話:0538-44-3158
ファクス:0538-44-3150
メールアドレス:kikaku@city.fukuroi.shizuoka.jp

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