こんろ火災に注意!!火災原因は『離れる』『忘れる』
あなたの注意で火災が防げます
こんろは日常の生活には欠かせないものですが、平成27年中における全国の火災件数39,111件のうち、こんろによる出火原因は3,497件(8.9%)となっており、袋井消防本部管内では平成28年中の火災件数22件のうち、こんろに起因する火災件数は4件(18.2%)となっています。
こんろ火災のほとんどが使用者の不注意により発生しており、調理中にその場を離れないという心がけや火気の取扱いに注意を払うことにより未然に防ぐことができます。
この機会にこんろからの出火防止について考えてみましょう。

火災原因は『離れる』『忘れる』。こんろ火災を防ぐためにできること
料理中はその場を離れない
火を使っている際は、その場を絶対に離れてはいけません。スマートフォンを操作しながら料理をして注意が散漫になっていませんか?
もし料理の途中にその場を離れる必要があるときは、必ず火を消してください。
こんろの周りは清潔に 燃えやすいものは置かない
こんろの周りに燃えやすいものを置いていると、こんろの直火と接触したり、輻射熱で火災に至ることがあります。
こんろの周りは常に整理整頓しておきましょう。そして、こんろの周りに付着した油汚れなどに火が燃え移り、火災に至ることがあります。こんろの周りや換気扇、グリル内などは常に清掃しておきましょう。
古いガスホースは早めに交換を
ガスこんろなどの古くなったゴム管は固くなったり、劣化してひび割れなどが起こり、ガスが漏れる原因となるので、定期的に点検し、異常があれば取り替えましょう。
住宅用火災警報器は、住宅火災からあなたを守ります。
住宅用火災警報器は、火災により発生する煙や熱をいち早く感知して知らせるものです。住宅用火災警報器を設置することで、予期せぬ出火に対して、いち早く火災に気づき、消火器による初期消火が可能となります。
住宅用火災警報器を設置していたため、大きな火災に至らなかったケースも複数聞かれています。火災から身を守るためにも、まだ設置されていないお宅は、早急に設置をお願いします。
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更新日:2021年05月31日