風しんについて

更新日:2021年05月31日

「風しん」はどんな病気?

「風しん」は、風しんにかかっている人のせきやくしゃみなどにより出た風しんウイルスが周囲の人の鼻や口に入ることで感染します。

軽いかぜ症状で始まり、発しん、発熱、耳の後ろや首の後ろのリンパ節の腫れが主な症状です。

子どもの場合は、比較的症状が軽いのですが、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病などの合併症が発生することがあります。

大人がかかると、発熱や発しんの期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。

「先天性風しん症候群」について

妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気がある、発達がゆっくりしているなどの「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。

予防するためには?

予防接種をお勧めします。

定期予防接種の対象となる方は必ず予防接種を受けましょう。

【定期予防接種の対象者】
  • 麻しん・風しん混合(MR)ワクチン1期:生後12か月から生後24か月に至るまでの者(満1歳の誕生日から2歳の誕生日の前日まで)
  • 麻しん・風しん混合(MR)ワクチン2期:翌年度に小学校に就学するお子さん(小学校就学前の1年間)

詳しくは、麻しん・風しん混合(MR)ワクチン予防接種をご覧ください。

次の方は、主治医と相談のうえ、麻しん風しん混合(MR)ワクチンまたは風しんワクチンの予防接種をお勧めします。

  1. 妊娠している女性の同居家族(妊娠中の方は予防接種を受けることはできません)
  2. 妊娠を予定または希望する女性
1〜2の方で風しんにかかったことがある方は予防接種を受ける必要はありません。
 

風しんにかかったことがない方、風しんワクチンを1回も接種してない方、どちらも不明の方は接種について、ご検討ください。

咳やくしゃみが出るときは、咳エチケットを心がけましょう。

日ごろから感染の予防として手洗いを心がけましょう。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

保健予防課おやこ健康係

〒437-0061
静岡県袋井市久能2515-1
はーとふるプラザ袋井(市総合健康センター)
電話:0538-42-7340
メールアドレス:yobou@city.fukuroi.shizuoka.jp

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