照姫椿




照姫椿(てるひめつばき)
むかしむかし、都の中納言藤原宗茂の娘に、照姫(てるひめ)という美しいお姫様がありました。
患う目が治ると信じて、はるばる油山寺にお参りすると、すっかり良くなりました。その恩返しにと、尼となってお寺に暮らし、やがて若くして亡くなりました。
都にいた妹の露姫は、姉の照姫をたずねて油山寺を訪れましたが、既に姉が亡くなったことを知り、悲しみに暮れていました。するとその晩、照姫が夢に現れ告げました。
「後の世までも恩返しのつもりで、私の魂をお薬師堂の椿に宿します…。」
露姫は夢さめて、お告げのとおりそこへ行ってみますと、椿の花びらが、いとおしむようにひとひらひとひらずつ散っておりました。
これが袋井に伝わる照姫椿の物語です。
| 作品名 | 照姫椿(てるひめつばき) |
| 作者 | 渡辺 憲二 |
| 材質 | ブロンズ、大理石 |
| 設置場所 | 静橋(西側) |
| 設置年 | 2014年(平成26年) |
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更新日:2026年09月10日