太田川原野谷川治水水防組合について(令和4年度解散)
太田川原野谷川水防組合の解散について
太田川原野谷川治水水防組合は、太田川流域の(磐田市、掛川市、袋井市、森町)市町で構成されている治水及び水防のために昭和32年に設立された組合です。袋井市に事務局が置かれ、国・県への要望活動や、水防演習などを行っておりました。組合の設立から数十年が経過し、新たな広域連携組織の設立や情報通信技術の発展、構成市町の組織体制の強化等、組織を取り巻く環境が大きく変化したことから、構成市町の協議の結果、令和5年3月31日をもって解散致しました。
これまで、当組合の取組にご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。今後は各市町において水防責任を果たしていくとともに、流域全体で連携し安全で安心な流域づくりに努めてまいります。
これまでの活動内容
要望活動
毎年、国と県に組合管内の治水関係予算の拡大確保や、河川改修事業の促進の要望などをしてきました。

県への緊急要望活動【静岡県庁】
令和4年10月

国への要望活動【中部地方整備局】
令和4年11月
県への要望活動【静岡県庁】
令和4年12月
水防演習
毎年6月に構成市町が順番に開催している洪水時を想定した訓練です。
水防工法や、救出訓練などを行ってきました。
令和4年度は、開催予定地(磐田市)での不発弾処理のため中止となりました。
水防演習の様子(令和元年6月)
積み土のう工
増水が激しく、水が堤防を超えそうな場合に、堤防上に土のうを積むことにより、これを防ぐ工法です。
緊急炊き出し
避難者及び水防作業員の食料確保のため、袋井市赤十字奉仕団が緊急炊き出しを実施しました。
シート張り工
堤防表面が崩れた始めた場合、あるいは堤防が透水し始めた場合に、吸い込み口を覆うことにより、これを防ぐ工法です。
月の輪工
漏水した水が堤防裏側に噴出している場合に、土のうを積んで、河川水位と漏水口との水位差を縮めて、水圧を弱め、漏水口の拡大を抑え、堤防の決壊を防ぐための工法です。
水防計画書
水防計画とは、洪水、高潮、津波の水による災害を「警戒」「防御」して、「被害を軽減」するために太田川原野谷川治水水防組合が行う業務の内容、役割分担、連絡系統などを定めるものです。
情報公開制度利用状況
利用状況
令和3年度
- 請求人数・・・0人
- 請求件数・・・0件
令和4年度
- 請求人数・・・0人
- 請求件数・・・0件
財務諸表
太田川原野谷川治水水防組合の財務諸表を公表します。
太田川原野谷川治水水防組合では、組合の決算について分かりやすく説明するため、平成28年度決算分から、企業会計的な考え方を取り入れた「財務諸表」を作成し、公表しています。
財務諸表は、貸借対照表・行政コスト計算書・純資産変動計算書・資金収支計算書の4つの書類で構成され、組合の財政状況を明らかにします。
財務諸表とは
賃借対照表
- 会計年度末(3月31日)時点に、組合が保有するすべての資産や、その資産の調達に必要とした財源の状況、負債などの状況を示すものです。
- 「資産の部」、「負債の部」、「純資産の部」で構成されています。
行政コスト計算書
- 企業の損益計算書に相当するもので、1年間の行政サービス(資産形成に係るものを除く)に要したコストと、その財源を示したものです。
- 現金収支だけでなく、原価償却費や各種引当金の繰越額が計上されています。
純資産変動計算書
- 賃借対照表の「純資産の部」の1年間の変動について、財源の受入状況や振替の状況を示したものです。
資金収支計算書
- 1年間の歳計現金の出入りを「業務活動収支」、「投資活動収支」、「財務活動収支」の3つに区分して収支を説明したものです。
太田川原野谷川治水水防組合の財務諸表(概要版)
この記事に関するお問い合わせ先
土木防災課治水対策室
〒437-8666
静岡県袋井市新屋1-1-1
電話:0538-44-3166
ファクス:0538-42-3367
メールアドレス:doboku@city.fukuroi.shizuoka.jp
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更新日:2023年04月01日