豚熱についてのお知らせ

更新日:2024年02月08日

袋井市の対応状況

 令和6年2月7日検査の結果、袋井市内で2月1日に捕獲された野生イノシシにおいて、豚熱(CSF)の感染が確認されました。(袋井市16例目)

平成30年9月に岐阜県内において豚熱(CSF)が発生して以来、他県でも感染が確認されております。
 袋井市内では令和2年10月に捕獲された野生イノシシにおいて、CSF感染がはじめて確認されました。

 なお、袋井市を含む静岡県内養豚場でのCSF発生はありません。

 最新の野生イノシシの感染確認結果及び静岡県の発生状況についての詳細は、下記HP(静岡県HP)をご覧ください。

 これまで袋井市では、静岡県と連携し感染拡大防止対策として、以下の取組みを実施しています。

  • 飼養豚へのワクチン接種
  • 養豚場での野生動物侵入防止柵の設置
  • 野生イノシシへの経口ワクチン散布の実施(令和5年度は4回実施)
  • 野生イノシシの捕獲強化
  • 死亡イノシシ及び捕獲したイノシシからの検体採取と感染確認検査の実施 など

 

豚熱(CSF)とは

・CSFは、豚とイノシシが感染する熱性伝染病であり、強い伝染力と致死率が特徴です。

・感染した豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染された物品との接触により感染が拡大します。

・治療法はなく、発生した場合は畜産業への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。

・豚やイノシシのみが感染する病気であり、感染豚への接触や感染肉等を食べても人に感染することはありませんが、人や車などに付着したウイルスが運ばれることで感染が拡大する場合があります。

 詳細は下記HP(農林水産省HP)をご覧ください。

静岡県の取り組み

  1. 野生イノシシの感染調査
     国内の飼育豚および野生イノシシからCSFウイルスが検出されたことを受け、静岡県では平成30年9月から死亡イノシシ及び捕獲したイノシシについて、感染確認検査を実施しています。
     
  2. 野生イノシシに対するCSF経口ワクチンの散布
     野生イノシシにCSFの免疫を付与し、CSFの蔓延を防止するため、県内全域で経口ワクチンを散布しており、県西部地域においても、令和元年9月から経口ワクチン散布をしています。
     袋井市においても、令和2年度以降、年2~3回散布をしています。
    なお、経口ワクチンを摂取したイノシシの肉を食べても、人体に影響はありません。(内閣府食品安全委員会)
     
  3. 養豚農場におけるCSF対策
     農場における消毒の徹底や野生動物侵入防止対策など、CSF対策を実施しています。
     
  4. 飼養する豚及びイノシシへの予防的ワクチン接種
     家畜伝染病予防法第6条に基づき、飼養豚・イノシシへの予防的ワクチン接種を実施しています。
     初回一斉接種:令和元年11月3日~18日
     これ以降、離乳後の子豚等への接種を随時実施しています。
     
  5. 消毒ポイントの設置
     養豚場でのCSF発生予防対策として畜産関係車両を対象とした消毒を実施しています。
     

 これらの取り組みの詳細は、下記HP(静岡県HP)をご覧ください。

市民の皆様へお願い

  1. ウイルス拡散の可能性を抑えるため、死亡したイノシシを発見した場合にはむやみに触らず、農政課(0538-44-3133)までご連絡ください。
     
  2. 養豚場へのウイルスの感染を防ぐためにも養豚場へは近づかないでください。
     
  3. CSFウイルスは、豚とイノシシの病気で、人には感染しません。
     
  4. 仮にCSFに感染した豚の肉を食べても、人体に影響はありません。
CSF

この記事に関するお問い合わせ先

農政課農業振興係

〒437-8666
静岡県袋井市新屋1-1-1
電話:0538-44-3133
ファクス:0538-44-3153
メールアドレス:nousei@city.fukuroi.shizuoka.jp
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