交通史・河川史・災害史

令和4年12月16日に文化庁長官認定を受けた『袋井市文化財保存活用地域計画』では、「袋井市の歴史文化の特徴」として以下の4点が挙げられています。

  1.  川がもたらす豊かな恵みと歴史文化
  2. 「境の地」における往来が生み出す歴史文化
  3. 秋葉信仰と街道の歴史文化
  4. 自然災害への備えと復興の歴史

2が少し分かりにくいかもしれませんが、これは、発掘された考古資料の様式が、袋井市のあたりでちょうど変わる、ということや、袋井が、東西交通の要となる場所に位置していることなどから、交通史をふまえて、東西文化の「境の地」として袋井をとらえていこう、という見方を表明したものです。

この4つの特徴は、交通史・河川史・災害史という3つのジャンルに整理できます。交通には河川を利用したものもあり、当然ながら、災害には河川の災害もあります。この3つは、相互に有機的に関係する、有効な地域の歴史のとらえ方です。

このページでは、交通史・河川史・災害史にまつわる、袋井の歴史をご紹介していきます。

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