活人剣の物語

更新日:2021年05月31日

活人剣の由来

 活人剣は日清戦争当時の中国全権大使李鴻章と日本陸軍軍医総監の佐藤進の物語に由来です。暴漢に襲われて重傷を負った李鴻章を佐藤が治療した際、李が帯刀姿の佐藤に「医事に剣が必要か」と尋ねたところ、可睡齋で禅の修行を積んでた佐藤が「人をあやめる剣ではなく、生(活)かすための活人剣だ」と答えたことにより、李は深く感動し、交流は続いたということです。         

李鴻章

                   李鴻章

佐藤進

                  佐藤進

活人剣の碑

 この話に感銘を受けた可睡齋齋主が1900年、彫刻家の高村光雲に依頼して、剣の形をした碑を作ったが、太平洋戦争時の金属供出で剣の部分が失われ、長らく石の台座だけとなっていました。このため、同寺や市民団体が復活に乗り出し、金属工芸家の宮田亮平氏が新活人剣の碑を2015年に完成しました。      

旧活人剣

                         旧活人剣

新活人剣

                          新活人剣

紙芝居「活人剣の物語」完成

 「活人剣の物語」の紙芝居では、可睡齋活人剣再建委員会により、この由緒ある物語を子どもたちにも知ってもらいたい、という思うから制作したものです。紙芝居は全20枚で、文章は会のメンバーが、絵は市堀越のアマチュア画家鈴木幸子さんが描きました。内容は、子どもは勿論、初めてこの話を聞かれる大人の方にも大変参考になる物語となっています。

表面

活人剣再建一周年記念イベント

日付:平成28年10月15日(土曜日) 13時10分~15時30分

場所:秋葉総本殿可睡齋 ・法要:再建活人剣前 ・トークセッション:齋堂

活人剣再建1周年記念イベント

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