麻しん(はしか)について
国内で麻しんが発生しています!
現在、全国的に麻しん(はしか)の感染者数が増加しており、厚生労働省より注意喚起されています。近隣市においても海外渡航者から麻しんの感染が確認されました。
麻しんワクチンの接種歴がない方は、ワクチン接種を検討ください。
麻しんは、どんな病気?
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルス感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
【特に注意いただきたい方】
1.乳幼児
※肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、家族の接種歴を確認ください。
2.妊婦および妊婦と同居する方
※妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種を検討ください。
3.免疫不全のある方
※主治医と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種を検討ください。
どうやって感染するの?
麻しんウイルスの感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへの感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、麻しん患者1人から免疫を持っていない15〜20人に感染させるくらいの感染力があります。
治療法や予防法はあるの?
感染した場合、特別な治療法はなく、症状を楽にする治療(対処療法)が行われます。合併症があればそれに応じた治療が行われます。
麻しんの予防には、予防接種が一番効果的です!
※予防接種により、被接種者の約95%以上が免疫を獲得できます。ただし、予防接種を受けた方の中で、その後に麻しんに罹患する方が数%います。
1.麻しん風しん混合(MR)ワクチンの定期予防接種の対象となる方
以下の方は必ず予防接種を受けましょう。
【麻しん風しん混合(MR)ワクチン定期予防接種の対象者】
- 第1期 接種日現在、1歳から2歳の誕生日の前日までの方
- 第2期 年長児(小学校就学前の1年間)
【麻しん風しん混合(MR)ワクチン任意予防接種の対象者】
- 妊娠を希望する風しん抗体価が低い女性又は風しん抗体価が低い妊婦と同一世帯又は同居している者 (詳細はこちらをご覧ください)
2.麻しん風しん混合(MR)ワクチンの定期予防接種の対象でない方
感染予防にはワクチンを2回接種することが重要です。母子健康手帳等で確認いただき、過去の麻しん罹患歴又は2回の接種を確認できない方は、予防接種を検討ください。※接種費用は全額自己負担となります。
【接種を検討いただきたい方】
- 保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
- 空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方
- 海外に渡航する方(特に東アジア、東南アジアへ渡航する方)
麻しん(はしか)に感染したと思われたら?
麻しん(はしか)は非常に感染力の強い感染症です。発症した場合には直ちに医療機関へ受診いただき、感染の拡大防止に努めてください。
- 外出を控えましょう
- 医療機関を受診する場合には、事前連絡の上、医療機関の指示に従いましょう。
- 感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けましょう。
平成19年、春から夏にかけて10代〜20代の方を中心に麻しん(はしか)が大流行したのはなぜ?
流行が起きた原因は、10代から20代の方たちの中には、麻しんの予防接種を受けていない方がいたからです。
さらに、麻しんの患者数が減ったことで麻しんウイルスにさらされる機会が減り、自然に免疫を得る機会も少なくなりました。そのため、幼少時にワクチンを接種した現在の10代から20代の方は免疫が強化されず、時間の経過とともに免疫が徐々に弱まってきているのも原因の一つと考えられます。
また、海外由来とみられる「輸入はしか」も報告されているため、流行を予防するためには予防接種を受けることが必要です。
麻しんについて
この記事に関するお問い合わせ先
保健予防課保健予防係
〒437-0061
静岡県袋井市久能2515-1
はーとふるプラザ袋井(市総合健康センター)
電話:0538-42-7410
メールアドレス:yobou@city.fukuroi.shizuoka.jp
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更新日:2026年05月01日