袋井市が進める幼小中一貫教育

更新日:2024年03月01日

今の子供たちが社会人になる頃、日本や世界はどのような時代を迎えているのでしょうか。しかし、どんなに時代が変わろうと、子供たちには変化を楽しみ、たくましく生きてほしいと思います。そのため袋井市では、幼小中一貫教育を通じて自分で行動する力とまわりの人と協働する力(自立力と社会力)をバランスよく身に付けさせたいと考え、幼小中を貫いた市独自の取組を推進しています。

市内全ての保幼こ園、小・中学校で取り組む幼小中一貫教育

袋井市教育委員会では、中学校区を一つのエリア(学園)として、エリア内の幼保こ園、小学校、中学校が目指す子供像「夢を抱き、たくましく次の一歩を踏み出す15歳」の実現のため「自立力」と「社会力」を育てていく「幼小中一貫教育」を平成29年度から市全体で実施しています。「袋井市小中一貫教育基本方針(平成29年3月)」では、13の方策を示し、その中で「幼」を含めた方策を実践することで、更なる幼小中一貫教育を継続して推進してきました。

袋井市内学校区画像オール袋井で育てる15歳の姿

新たな方策の推進について~試行・実施から更なる充実・洗練深化へ~

国は「令和の日本型学校教育」の姿において、総論として「全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現」を示しています。また、各論では「幼児教育の質の向上」と「9年間を見通した新時代の義務教育の在り方」を挙げています。これは市が目指す子供像の実現へと通じます。

市内全ての園・小学校で「架け橋期のカリキュラム」を実践へ

袋井市が進める幼小中一貫教育は、人格形成の時期である幼児教育を充実させることに最も重きを置き、それを学校教育に円滑につなげることを目指します。特に、5歳児と小学1年生の2年間を「架け橋期」と呼び、幼児教育と学校教育のつながりを重視した教育を進めます。子供たちの学びや生活の基盤を育み、さらに学びの意欲向上やつまずきの解消につなげるためのカリキュラムを新たに作り、それに基づいた実践をします。こうした取組は市内全ての幼稚園・保育所・認定こども園と小学校が連携・協力して行います。

架け橋
架け橋カリキュラム

袋井市幼小中一貫教育プログラム

本市では、12年間の「幼小中一貫教育プログラム」の推進を通して、これからの時代を生き抜くための子供の資質・能力の育成に努めています。プログラムの推進のために、具体的には以下のようなカリキュラムに基づいて、実践を行っていきます。

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教育企画課未来の教育推進室

〒437-0013
静岡県袋井市新屋1-2-1
電話:0538-86-3221
ファクス:0538-86-3666
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